2月12日14時0分配信 毎日新聞
ハーブを生かしたまちづくりなどに取り組む全国の自治体などが参加する「第18回全国ハーブサミット」が11月上旬、別府市で開催されるのに合わせこのほど、実行委員会が設立された。サミットに合わせ、音楽会や記念講演会、ハーブを使った体験講座などのイベントを今後、話し合う。
実行委には、県や市、別府商工会議所、観光関連団体などが参加。大分香りの博物館(別府市)の西村駿一館長が委員長を務める。初回の委員会では、11月7~9日を会期とし、(1)別府市の別府大学やビーコンプラザを主会場とする(2)イベント内容を事務局で今後、早急に煮詰める――ことなどを決めた。
県の補助金や市、別府大などが700万円あまりを出し合う計画で、体験イベントを含め数千人規模の参加を目指す。別府市の浜田博市長は「別府市は温泉を核にしたまちづくりに取り組んでおり、癒やしや香りを軸にした大会を開催したい」と意欲を述べた。
ハーブサミットは92年7月、山梨県河口湖町(現富士河口湖町)で初めて開かれ、県内では99年に旧野津原町(現大分市)で第8回大会が開かれた。【祝部幹雄】