2月14日7時7分配信 西日本新聞
佐賀県武雄市は、市内の過疎地域に定住者を誘致しようと、今月20日から来月にかけて「がばいよか武雄の温泉と里山」と銘打った移住体験会を開く。市外在住者を対象に、3泊4日からの短期コースと1カ月程度の長期コース。農業や陶芸、温泉などの田舎暮らしを体験してもらう。
同市は昨年夏から移住体験を企画、短期に参加した北九州市の夫婦が昨秋に武雄市へ移住するなど成果を挙げている。
今回は、短期が▽3月13日‐同18日▽同25日‐30日の2期間中、希望に応じて3泊4日から参加できる。内容は農業体験、陶芸、地産地消の食事、家造り、そば打ちなど。参加料は貸別荘利用の場合、3人で3万円から(別に体験料が必要)。定員は両期間とも4組12人程度。
長期は20日‐3月19日で、市内の古民家風住宅か研修施設に滞在する。短期と同じ体験プランも利用できる。参加料は住宅賃貸料として月4万円など。定員は1組。
問い合わせは、市市民協働課=0954(23)9122。