中高年の主張:県内外から16人、生活での怒りを表現--大津 /滋賀

2月15日16時1分配信 毎日新聞

 「こんな世の中に誰がした!」――。中高年の人たちが普段の生活の中で感じた怒りを表現する企画がこのほど、大津市におの浜のピアザ淡海で開かれた。
 彦根市のボランティア団体「夢・同人」(代表=国松善次・前知事)が主催。3分・1000円、5分・2000円と発言は有料制ながら、県内外から男女16人の応募が集まった。
 怒りの内容は「電化製品の取り扱い説明書が分からない」といったものから、教育や国政、環境問題までさまざま。「トイレや風呂においしい水を使っている。自然の恵みを無駄遣いするくらいなら海外に援助しろ!」と水の無駄遣いを批判する男性もいた。
 また、福祉団体常務理事、乗光秀明さん(57)=大津市富士見台=は世相への怒りを短歌で表現。「金融は 経済社会の 血液と 言うなら今は 売血社会」などと皮肉った。【豊田将志】

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