2月19日8時4分配信 産経新聞
和歌山県白浜町の白良荘グランドホテル(竹越博支配人)が、「プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」の料理部門100選に入選した。また「旅行業が選ぶ人気温泉旅館ホテル250選」でも「五つ星の宿」に認定された。竹越支配人は「価値ある賞を2つも受賞できたのは喜ばしいことで、スタッフの意欲向上にもつながる」と話している。
「プロが選ぶ~」は旅行新聞新社(東京)が主催し、34回目。総合部門のほか、もてなしや料理、施設などの部門がある。同ホテルは、50種類の果実や種子、根菜などを酢やアルコールで熟成させた「壮健美エキス」をベースにしたオリジナル創作料理「美食壮健美」で高評価を得た。考案した大野勝利・総料理長は日本調理師連合会白浜支部長に就いている。
「旅行業が選ぶ~」は観光経済新聞社(同)の主催で、旅行会社の社員など旅のプロたちが投票形式で選出。五つ星の認定を得るには250選に5回以上入選するなどの条件を満たすことが必要となる。平成20年度は有効投票数1万2721枚を集計した結果、全国の205軒が認定された。同ホテルは今回で5回目の入選を果たし、「五つ星の宿」となった。