バラ:800種類1万3000株寄贈 みなべの「東農園」が白浜町に /和歌山

2月24日16時2分配信 毎日新聞

 ◇5月に「まつり」で披露
 白浜町の旧南紀白浜空港跡地の一角で、バラ園を造る計画が具体化し、みなべ町東本庄、梅干し製造販売業「東農園」(東善彦社長)が町に2年生のバラ800種類1万3000株を贈った。5月にお披露目の「バラまつり」が開催される。
 東社長は梅の栽培指導で長年、鹿児島県へ通ううち、同県鹿屋市の霧島ケ丘公園で、8ヘクタールに4000種類5万株のバラと出会った。町に話したところ、新しい観光スポットとして植栽が持ち上がり、2年前から東農園で苗木を育てている。
 計画では、バラ園は広さ1・1ヘクタール。隣接する平草原公園には一足早く0・2ヘクタールのバラ園があり、将来は2カ所で楽しめるようにする。
 約80センチに成長したバラの鉢植えを立谷誠一町長に贈った東社長は、「白浜町には白良浜海水浴場、温泉などがあるが、バラ園が新たな観光スポットになるようこれからも苗木を育てていきたい」と話していた。【吉野茂毅】

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