天然温泉へのシャトルバス、北海道・知床で

7月13日16時1分配信 読売新聞

 北海道・知床の観光名所「カムイワッカ湯の滝」(斜里町)へのシャトルバス運行が13日始まり、待ちわびた観光客が、大自然に囲まれた天然の温泉を楽しんだ。

 落石や土砂崩れの危険から交通規制され、観光客は立ち入りできないが、シャトルバスが運行する9月20日までの間だけは、四つある滝のうち「一の滝」まで入ることができる。

 この日の始発には、ほぼ満員の約50人が乗車。バスを降りて100メートルほどの「一の滝」に到着すると早速、流れる温水に手をつけたり、靴を脱いで滝つぼに足を浸して「足湯気分」を楽しんだりしていた。

 湯温は約30度とぬるめで、服を脱いで滝つぼに入った三重県津市、無職柳原洋さん(63)は「せっかく来たから……。『最高』と言いたいが、ちょっとぬるい」と笑っていた。

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