白石市小原の温泉「かつらの湯」の入浴者がこのほど、10万人に達した=写真。2004年9月のオープンから5年目での達成で、管理している地区の活性化推進協議会は「大勢の人に小原温泉を愛してもらった表れ。感謝しています」と喜んでいる。
かつらの湯は白石川沿いにある岩風呂。かつては地元住民が利用していたが、白石川の増水で埋もれ使えなくなっていた。それが七ケ宿ダムの完成によって川の水位が安定し、04年に市が復活させた。
10万人目は仙台市宮城野区の渡辺信夫さん(66)と和江さん(58)夫妻。2人は初めて来たといい、「10万人目で光栄です」と話していた。