定番時代劇『水戸黄門』で24年間レギュラーを務めた由美かおるが、4月12日に放送を開始した第41部を最後に降板する。4月5日にTBSで行われた会見で発表された。「人生は一度きり。違うこともやってみたい」という由美自身の意思を尊重して決まったという。ネットでは降板を惜しむ声が溢れている。
35歳で番組に初登場して以来、入浴シーンが恒例化。昨秋11月の第40部14話では通算200回目を達成した。芸能界にデビューした15歳当時から3サイズが変わらないという由美は、今年還暦を迎えるそう。その事実を知って、あらためて“凄さ”に感服する人は多い。「全然そんな年には見えない」「学生時代にポスターで見て憧れていた当時のまま。自分だけがオジサン化している」と驚きの声が上がっている。
彼女の降板を惜しむのは男性だけではない。「子どもの時から憧れだった」と語る女性ブロガーは、「たくさんは露出していないのに色っぽく、しなやかで可愛く優しい雰囲気。そしてキレがある」と由美を評価。また『さらり徒然草紙』のブロガーは、「ゲストで出るかもしれないと、プロデューサーが言ってたので、死んじゃうとか行方不明になるといった去り方ではないと思うが、粋な終わり方をしてほしい」と、去り際にも彼女らしさを求めている。
「次回からは誰が“入浴”するのか」と気にする人も少なくないが、番組的には2代目は置かない方針だとか。昨年の視聴率が芳しくなかったこともあり、今後の番組の行方も注目を集めそうだ。