病院浴室 70代女性死亡 大やけど、蛇口から55度の湯

11月11日8時1分配信 産経新聞

 千葉市は10日、市立青葉病院(中央区)で入院患者女性が入浴中に死亡したと発表した。

 病院によると、死亡したのは70歳代後半の女性で、両ひざの関節症の手術のため10月31日に入院。6日午後2時ごろ、担当看護師が浴室まで案内したあと1人で入浴。30分後に看護師が浴室を確認したところ、蛇口から湯を出した状態で浴槽につかり、意識を失っていた。

 風呂には20~30センチの湯がたまっており、蛇口から出る湯の温度は約55度だった。首から下に大やけどを負うなどしており、7日未明に死亡した。

 病院では女性の死亡直後に千葉中央署に異常死として届けた。同署では、女性の肩に打撲痕なども認められることから、事件事故両面で調べている。

 蛇口は自分で湯と水の栓を調節しながら温度を調整する方式。湯の栓だけ開けた場合、温度は約55度になるという。

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