11月17日8時3分配信 産経新聞
16日午前3時ごろ、伊豆の国市古奈の旅館「さかなや別館・本陣」の浴場で、入浴しようとした同市中の飲食業の女性(55)が、熱湯のはられた湯船に転倒し全身やけどの重傷を負った。水温は約49度の高温だったという。
大仁署の調べでは、女性は湯船に脚を入れたところでバランスを崩し、熱湯がはられた湯船に倒れ込んだとみられる。浴場は営業時間外だったが、女性は同旅館と顔なじみで、知人の男女5人と入浴に来ていた。
同旅館の温泉は通常40度前後に調節されていたことから、同署はボイラーに故障がなかったかなど原因を調べている。