囲碁王冠戦、高山で大盤解説会 プロの戦略にファン熱視線

11月18日11時31分配信 中日新聞

 【岐阜県】囲碁の羽根直樹王冠(32)に山城宏九段(50)が挑戦した第49期王冠戦(日本棋院中部総本部、中日新聞社主催)の大盤解説会が17日、対局会場となった高山市奥飛騨温泉郷のホテル穂高であり、地元の囲碁ファンら約20人が参加した。

 解説は立会人の小県真樹九段が務めた。中盤までの動きを振り返り、別の打ち方などいくつか戦略パターンを示した。「この形は覚えておくべきだ」など打ち方の急所なども紹介。参加者はうなずきながら聞き入っていた。

 羽根王冠の次の一手を当てるクイズもあり、10人が正解。

 日本棋院飛騨支部幹事長の山岸克郎さん(69)は「プロの解説なので勉強になった」と話していた。

 (並木智子)

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