11月22日8時52分配信 毎日新聞
山口市の湯田温泉街をビジュアルアートで彩ろうという初のイベント「湯田アートプロジェクト」が21日開幕した。人の動きに合わせてLED(発光ダイオード)の光や音が変化するポール群など、参加型の3作品が温泉街の各所で楽しめる。12月27日まで。
温泉街に近い市の複合文化施設「山口情報芸術センター」の開館5周年記念行事。市出身の詩人、中原中也の記念館外庭で、LEDポールの点灯式があり、赤と白の光が夜空を飾った。
温泉街の足湯の水面に映るオリジナルアニメや、街の4カ所で撮影した画像を1枚に組み合わせる「作品」など、どてら姿の宿泊客たちが湯の街で織りなされる芸術を楽しんでいた。【諌山耕】