懸命の救助訓練 みやぎ蔵王えぼしスキー場

11月25日6時12分配信 河北新報

 宮城県蔵王町遠刈田温泉のみやぎ蔵王えぼしスキー場で24日、来月1日のスキー場開きを前に、故障したゴンドラリフトから乗客を救助する訓練があった。

 救助訓練は全長2キロのリフトが突然停止し、中に乗客が閉じ込められたとの想定で実施。地上7メートル地点で宙づりになったゴンドラから、係員が滑車付きのロープで慎重に救出した。標高1、100メートルの石子ゲレンデ付近には約30センチの積雪があった。訓練には従業員ら約60人が参加し、1週間後に迫った待望のスキー場開きに備えた。

 えぼしスキー場は1979年12月開業。30年目の今季は前年の10万5000人を上回る12万人の来場を目指す。

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