11月27日8時3分配信 産経新聞
「一度に千人入れる広さ」として知られる田辺市本宮町の川湯温泉・仙人風呂で、来年1月に行われる「新春かるた大会」の参加者募集が始まった。熊野本宮観光協会が主催する。
仙人風呂は大塔川の一部をせき止め、深さ約60センチの湯船を掘って作る。毎年、秋から冬の期間限定で設置され、約750平方メートルと一般的な50メートルプールほどの広さがある。
大会は湯船に杉板製のカルタを浮かべ、水着姿の参加者が4人1組となって取り札の数を競う。毎回、仮装も認められ、弁慶やテレビの人気キャラクターにふんした若者が参加して大会を盛り上げる。入賞者には川湯温泉の宿泊券や熊野牛などの賞品を用意している。
大会は1月18日正午から。参加資格は小学生以上で、4人1組で申し込む。25組限定で定員になり次第締め切る。
同協会では平安装束で大会の進行役を務めるボランティア約20人も募集している。いずれも申し込み、問い合わせは同協会((電)0735・42・0735)へ。