12月9日17時2分配信 毎日新聞
本格的な観光シーズンを迎えた三朝温泉で8日、温泉街に置かれた約200個の灯ろうに明かりがともされた。オレンジ色の明かりが並び、情緒あふれる温泉街の風情を醸し出している。来月15日まで午後5~10時までともす。
三朝温泉観光協会と三朝温泉街振興会の共催。「灯ろうで通りを明るくして、宿泊客に旅館の外を出歩いてもらいたい」と企画した。この日、点灯式が終わると、さっそく宿泊客がそぞろ歩き、温泉街はにぎわいを見せていた。
三朝温泉本通りに面した木屋旅館の御舩秀社長(55)は「灯ろうもおもてなしのひとつ。日本情緒たっぷりの温泉街をぜひ楽しんでいただきたい」と話していた。【武内彩】