温泉マップ:障害者ら向けに作成 大牟田のNPO法人、HPに掲載 /熊本

12月9日17時2分配信 毎日新聞

 福岡県大牟田市のNPO法人おおむた障害者応援センター(有松温之理事長)は、障害者や高齢者向けの温泉マップを作成し、センターのホームページ(www.nposos.com)に掲載している。事務局の有松由里子さん=写真左=は「障害者が温泉に入り、しっくりきたところを掲載している。ぜひ利用して」と話している。
 センターはこれまでも障害者の自立支援を目指し、福祉マップや自立マップを作成。「温泉情報がほしい」という要望に応え、第3弾として取り組んだ。
 障害者4人と介助者がチームを組み、大牟田市内から車で1時間以内で行くことができる温泉施設を4月から調査。山鹿温泉を中心に約30カ所を回り、障害者が利用できる温泉17カ所を掲載した。
 駐車場やトイレの整備、バリアフリーの状況、温泉の浴槽の段差などについて調べ、障害者が利用しやすいことを条件にした。マップには、住所や連絡先のほか、段差の状況など障害者にとって必要な情報や、調査した障害者のコメントも記載した。
 センターは筑後地区などの温泉も調査し、掲載数を増やしていきたいとしている。【井上秀人】

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