12月11日13時1分配信 毎日新聞
県は10日、老朽化が進んでいる下呂市幸田の県立下呂温泉病院(山森積雄院長)を建て替える方針を明らかにした。10日の県議会一般質問で古田肇知事が答弁した。
施設の機能や規模、資金計画など具体的な検討を始め、09年度中に基本計画を取りまとめ、2010年度に基本設計に入る方針。建設費や完成時期は未定。
同病院は南飛騨地域の中核病院で、07年度からは岐阜大と連携して若手医師を育成する「地域医療研究研修センター」が設置された。現在の本館は1967年の建設で老朽化が進んでおり、耐震強度不足が指摘されていた。【稲垣衆史】