12月18日10時29分配信 京都新聞
京都市左京区の大原小の5、6年生17人が大原地域で初めてになる宿泊施設と体験型施設に絞った紹介リーフレットを3000部作った。「大原を時間をかけてゆっくり楽しんでほしい」との思いで、市内各所のホテルや商業施設など6カ所にも100部ずつ配った。
大原小は昨年度、地元の良さを知ろうと「大原里山通信社」を結成し、観光名所や土産物店を扱った紹介リーフレットを作った。
本年度は、営業部のメンバーが地域の数多くの施設から体験型を3カ所、宿泊を10カ所選び、訪ねる約束を電話で取った。その後、取材部が施設で話を聞いたり写真を撮り、編集部がパソコンを使って記事や写真、地図を配置した。
B5判4ページのカラー刷りのリーフレットには、体験できる草木染などの内容、民宿や旅館のおすすめ料理や風呂、庭の様子を写真付きで紹介した。各施設からの一言や連絡先、地図も掲載した。
6年の後藤慎平君(11)は「リーフレットを見て、他県からも多くの人に来てもらい、大原がにぎやかになってほしい」と話していた。