12月18日12時14分配信 読売新聞
東京大学とパナソニックは17日、食器の後片付けをするロボットを発表した。
流し台の食器を優しくつかみ、軽くすすいだ後、食器洗い機に収納する。
研究チームは将来、洗濯物のたたみや風呂掃除、ぞうきんがけなど、より高度な家事ができるロボットの開発も目指している。
ロボットは、長さ約1メートルの腕だけだが、流し台のレール上を水平に移動でき、三つの関節を使って柔らかな動きができる。台所に形や大きさが違う皿やコップが乱雑に積み重ねてあっても、天井のテレビカメラが食器の形状や位置を確認、手のひらのセンサーの情報と合わせて、ぬれて滑りやすい食器も一個一個落とさずに運ぶことができる。