1月7日22時22分配信 毎日新聞
北海道弟子屈町の屈斜路湖では、越冬のためシベリア方面から渡ってきたオオハクチョウが天然温泉のわく温かい水辺に集まり、冬の観光スポットの一つになっている。
屈斜路湖は三十数万年前以降の度重なる巨大噴火でできたカルデラ湖で、今でもあちこちで温泉がわいている。中でも「コタン温泉」は湖畔に無料で入れる露天風呂があり、入浴客も時折見かける。
塀がないので外から丸見えだが、お湯につかりながら、間近でくつろぐハクチョウの姿を雄大な景色とともに楽しめるのは大きな魅力。人前で裸になる勇気があるなら、あなたもいかが。【去石信一】