1月9日12時10分配信 中日新聞
下呂市湯之島の温泉寺で8日、下呂温泉合掌村で販売するお守り「かなうわバット」の祈とうがあり「合格」429本など計671本を本尊の前に供え、岩浅宏観住職や合掌村職員らが念願成就を祈った。
県内産のヒノキを使った約30センチのミニバットで、グリップの小さな輪が外れない構造になっている。「落ちない」「外れない」縁起物として2001年1月から合掌村で販売を始めた。
「夢」や「健康」など願いごとは6種類あるが、この時期は「合格」が中心。昨年12月には、月間で過去最高の880本を売り上げる人気で、受験シーズンを控え追加生産したという。1本1500円。合掌村では10日午後1時から3時半まで、下呂町助役時代にバットを発案した河原良昭さんが購入者の名を無料でバットに書き入れるサービスをする。
(福本雅則)