1月13日7時7分配信 西日本新聞
石原裕次郎やアラン・ドロンなど往年の名優が勢ぞろい‐。熊本県玉名市の玉名温泉街に、昭和の映画の看板30枚が展示されている。10日に始まった玉名温泉恒例の観光キャンペーン「あったか物語」の一環。
メーン会場の立願寺公園には、石原裕次郎主演の「嵐を呼ぶ男」や「狂った果実」、ジェームス・ディーン主演の「エデンの東」など1960年ごろに公開された邦画と洋画の看板14枚が並び、中高年の映画ファンが懐かしそうに見入っている。
描いたのは玉名市の看板絵師松尾寿夫さん(71)。4年ほど前から当時のポスターなどを参考に描きため、同キャンペーンでは2年前から披露している。松尾さんは「手描きならではの味わいやロマンを感じてほしい」と話している。
展示は3月15日まで。玉名観光協会=0968(72)5313。