浦スイーツ王選手権:新たな“食”を発掘 23日まで作品募集 /大分

2月4日17時3分配信 毎日新聞

 「丼海道」などで県南3市の観光PRを進めている「日豊海岸ツーリズムパワーアップ協議会」(事務局・佐伯市観光協会)は、津々浦々の食材を使ったおやつを発掘する「浦(URA)スイーツ王選手権」を開く。新鮮な魚介類とは違う、「浦スイーツ」を今月23日まで募集している。決勝大会は語呂合わせで「スイーツの日」の3月12日に佐伯市蒲江の県マリンカルチャーセンターで行う。
 同協議会によると、丼海道、すし海道、イセエビ海道などの売り込みで「新鮮な魚介類なら日豊海岸へ」というイメージは定着しつつある。だが、ミカンやカボス、ハウスビワ、ブルーベリー、マンゴーなど、まだまだ生かされていない食材があるという。これらを新たな食の魅力につなげようと、企画した。
 予選は書類選考。スイーツの名前や特徴、作り方などとともに写真を添付して応募する。この中から作品を絞り、決勝大会で決める。
 審査委員長を務める同市内のフランス料理店シェフ、河野辰也さんは「食材として海の中に目を向けてみるのもいいかも。決勝大会では、すべてを完食して味を比べます」と話している。
 応募資格は県内か宮崎県の在住者(団体も可)。最優秀賞は賞金5万円と由布院温泉ペア宿泊券など。同協議会0972・23・1101。【古田健治】

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