3月4日11時33分配信 中日新聞
高山市奥飛騨温泉郷平湯の平湯バスターミナルに高さ約12メートルの雪の回廊ができ、観光客の注目を集めている。
先月25日まで開催された「平湯大滝結氷まつり」(平湯温泉観光協会主催)で造った巨大かまくらを再利用した。同まつりではかまくらバーとして地元酒などを振る舞っていた。
同協会では、まつり終了後の26日に重機でかまくらの真ん中を崩し、幅約2メートルの通路にし、中の空洞は残った雪でふさいだ。雨や気温の上昇で元のかまくらより一回り小さくなったが、中田芳明協会長は「回廊を車で通る人もいる。まつりのあとも楽しんで」と話した。
4月中旬まで残す予定。
(並木智子)