7月27日14時3分配信 Business Media 誠
生活の中心となる家。金融不況下で不動産市場も低迷しているが、その中でも人気のある新築分譲マンションや新築一戸建てはどの物件なのだろうか。
ネクストの調査によると、新築分譲マンションで最も人気が高かったのは「Brilliaマーレ有明」(東京都江東区)だった。Brilliaマーレ有明の竣工は2009年春。地上約110メートルにある最上階33階は「THE33」と名付けられ、1フロアすべてを利用したコモンスペースとなっている。プール、スパ(大浴場・サウナ・露天風呂など)、バー、テラス、ジムなどがあり、内部デザインはグランドハイアット東京なども手掛けたデザイン集団「スーパーポテト」が担当している。
2位以下は「二子玉川ライズ タワー&レジデンス」(東京都世田谷区)、「BEACON Tower Residence」(東京都江東区)、「ホームズ世田谷松原」(東京都世田谷区)、「クレストタワー品川シーサイド」(東京都品川区)が続いた。ネクストでは「数年来タワーマンション人気が続いているが、それ以外では大規模物件や値ごろ感のある物件がトップ10入りを果たした」とコメントしている。
新築一戸建てで最も人気が高かったのは「『リブラの街』千葉ニュータウン中央」(千葉県印西市)だった。千葉ニュータウン中央駅を中心に整備され、学校や商業施設は徒歩圏内。共有地に常緑樹を植えるなど、光や風、緑を積極的に取り入れたことで、エアコンなどに頼らない健康的な空間を生み出したという。
2位以下は「ブライトアベニュー西日暮里」(東京都荒川区)、「GH戸塚Fine*fine」(神奈川県横浜市)、「都快 東新小岩2丁目」(東京都葛飾区)、「ガーデンオアシス住之江公園南」(大阪府堺市)が続いた。「『交通の利便性』『周辺環境の充実(子育て環境、商業施設)』に優れた物件が2008年度に引き続きランキング上位を占める結果となった」(ネクスト)。
「HOME’S新築分譲マンション」および「HOME’S新築一戸建て」のアクセス数などをもとにした調査で、集計対象物件は新築分譲マンション2703物件、新築一戸建て(宅地含む)6485物件。調査期間は1月1日から6月30日。