8月8日14時18分配信 みんなの経済新聞ネットワーク
箱根のホテルやミュージアムなどの9会場で8月1日から「箱根JAZZ温泉」が開催されている。主催は箱根温泉旅館協同組合。(小田原箱根経済新聞)
「足湯につかりながらジャズを聞く!」をコンセプトに今年で9回目を数える同イベント。これまで会場に足湯を設けるなどくつろいだ気分でジャズを楽しめるよう、さまざまな趣向を凝らしてきた。今年はテーマを、箱根の山を杉、ヒノキなどの針葉樹から小動物が多く生息できる広葉樹の森へ替えていく「樹種転換」。音楽を通じて100年後の子どもたちに残す森を育むためのチャリティーイベントとして9つの会場で展開している。
スケジュールは、8月1日~29日(宮ノ下富士屋ホテル「Barヴィクトリア」)=ジャズピアノの生演奏、7日~9日(箱根ガラスの森「カフェ・テラッツア」)=カンツォーネとクリスタルトリオアンサンブル、13日~15日(山のホテル)=Makiko・M-TRIO、14日~16日(箱根ハイランドホテル)=稲葉社子・ピアノ・ギターのトリオ、16日(強羅公園噴水前広場)=北沢りか・原亜紀子・藤野ちか、22日(ポーラ美術館)=La vie cherie with 園山光博、25日(箱根ラリック美術館)=Cool Sweet Jazzなどを予定しており、メーンイベントは27日、彫刻の森美術館でジャズボーカリストの小野ひとみさんが出演して行われる。
同協会青年部の中島さんは「夏の夕暮れ時、雄大な自然とアートに囲まれた環境の中で音楽を聴く箱根の夏の風物詩として定着してきた。このイベントを通じ環境保護と箱根の未来に注目してもらえれば」と話す。
入場料や開催時間などの詳細はサイトで確認できる。