08年不慮の事故死、高齢者7割 65歳以上が占める

転倒・転落や交通事故など「不慮の事故」による死亡が2008年は3万8153件となり、うち65歳以上の高齢者が2万7664件と72・50%を占めたことが4日、厚生労働省の統計で分かった。1998年に比べ総数はほぼ横ばいだが、高齢者の構成比は57・29%から約15ポイント高くなった。

 厚労省人口動態・保健統計課は「高齢化に伴い不慮の事故で亡くなるお年寄りも増えているのだろう。事故防止を心掛けてほしい」としている。

 原因別では、食べ物をのどに詰まらせるなどの窒息が9419件と最多。ほかには、減少傾向にあるものの交通事故が7499件、転倒・転落が7170件、浴槽でおぼれるなどの水死が6464件と続いた。

 家庭での事故死は1万3240件で、交通事故の件数を除く全体の43・19%。内訳は水死4079件、窒息3995件、転倒・転落2560件など。水死は10年前の2973件から1・37倍に増えており、高齢者の自宅の風呂場での事故が多いとみられる。

 厚労省は出生率や死亡数などの人口動態統計を毎年まとめているが、特定の観点から項目を絞り込んだものを特殊報告として不定期で集計。

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