カピバラ飼育法に大賞…露天風呂設置のバイオパーク

西海市の長崎バイオパークが、カピバラの飼育方法で、動物園での飼育環境を豊かにする工夫、試みを表彰する「エンリッチメント大賞」を初受賞した。

 バイオパークは、約1200平方メートルの展示場で国内最多の34頭(9月30日現在)を飼育中。池や島などを作って自然に近い状態を作る一方、寒さで池に入らないカピバラのために昨年から冬場に露天風呂を設置し、肌が荒れないよう工夫。来園者から「カピバラの聖地」と評されている。

 同賞は、NPO法人「市民ZOOネットワーク」(東京)が2002年度から実施。今回、来園者の申請で、水辺で生きるカピバラの生態に合わせた展示や繁殖が順調に進んでいる点などが評価されたという。

 伊藤雅男・副園長は受賞に対し、「聖地の名前に負けないよう努力していきたい」と話している。

(2009年10月14日 読売新聞)

銭湯:利用者減食い止め、家族連れで 足立で土、日曜に値引きキャンペーン /東京

◇小学生80円、同行の大人120円
 多くの銭湯が残る足立区で、土日曜日は小学生の入浴料が100円(正規料金180円)、同行の大人が330円(450円)、乳幼児0円(80円)に値引きされるキャンペーンが行われている。10月からは、クイズに正解した子どもに景品を贈る企画も始まった。主催した銭湯の経営者は「親子でのびのび、お湯につかりに来て」と呼びかけている。

 ピークの68年には2600軒を超えていた東京都内の銭湯は、経営難や後継者不足で約850軒に減った。下町の足立区は銭湯通いの風習が残るためか53軒が営業、露天風呂や子ども向け浴槽を備えるなど、バラエティーに富む湯が多い。東京都公衆浴場業生活衛生同業組合足立支部は、少子高齢化による利用者減を食い止めようと、家族連れの呼び込みに力を入れている。

 土日割引は東京都の助成金で実現し、来年2月末まで。小学校を通じて配られたシールを持参すれば割引となる。また銭湯や図書館で無料配布される組合の季刊誌「銭湯といえば足立」秋号に載る銭湯クイズに答えれば、抽選で20人にパズルゲームやシャンプーが当たる。応募締め切りは12月6日。

 足立区在住で「銭湯といえば足立」を編集する舟橋左斗子さんは、2人の子どもとよく銭湯を利用する。「近くの銭湯は井戸水をたいており疲れが取れる。秋は行楽の後に汗を流すのが気持ちよい」と利用を勧めている。【山本紀子】

『銭湯は寺子屋』マナー学んだり しかられたり 生き残りかける 足立区

日本の伝統文化である銭湯が次々と姿を消す中、子育ての場として銭湯を見直す動きが足立区で広がっている。区内の五十三の銭湯が連携し、小学生向けの割引キャンペーンを実施。「銭湯は寺子屋」を合言葉に、生き残りを図る。 (岡村淳司)

 風呂付き住居が一般化してから、銭湯は利用者が激減。今も都内では下町を中心に点在するが、施設が老朽化し、改修費用を工面できず廃業するケースが目立つ。都公衆浴場業生活衛生同業組合の組合員は一九六八年に約二千七百軒だったが、現在は約八百五十軒。「経営者が高齢化し後継ぎもいない。減少に歯止めがかからない」と同組合は嘆く。

 こうした現状を打破しようと、同組合足立支部は二〇〇五年から銭湯を“教育施設”とアピールする活動を開始。区から家庭教育分野の補助金を年間約三百万円受けて、啓発チラシ作成や入浴料の割引などに充てている。

 他人を気遣う心やマナーを身に付けたり、他人にしかられたりする。こうしたことが銭湯の教育的効果だと同支部は強調、世間を学ばせる場として活用してもらいたい考えだ。

 今年七月から来年二月までの土、日曜は、入浴料を小学生は百円(通常百八十円)、同伴の大人を三百三十円(同四百五十円)にするキャンペーンも実施。割引時に必要なシールを作り、計三万二千人が通う区内の全公立小学校に配布。懸賞クイズも併せて企画し、盛り上げを図る。

 親の世代に銭湯に入った経験がないため、子どもにも銭湯離れが連鎖しているという。同支部役員で西新井で銭湯を営む田中紀代和さん(63)は「高齢者向けのアイデアは出尽くした感がある。子どもを新たな客層として掘り起こし、銭湯文化を残したい」と期待。区子育て支援課の担当者は「銭湯には子どものモラルを養う効果がある。今後も協力したい」と話している。

たっぷり運動、入浴が楽しみ 登別温泉 健康づくり講座始まる

【登別温泉】温泉を活用した健康づくり講座「登別温泉フィットネスクラブ」が5日、第一滝本館を皮切りに始まった。登別市内の36人が参加。採血や筋肉の柔軟性測定などの後、約1時間運動し、汗を流した。

 地元住民の健康づくりに温泉や自然を活用してもらおうと札幌のNPO法人、健康保養ネットワーク(理事長・阿岸祐幸北大名誉教授)が主催。国の地方再生事業に認定されており、2200万円の補助金を活用した。

 各宿泊施設の宴会場を使ったエアロビクス、体操教室や周辺の遊歩道の散策など、来年3月まで20回行う。毎回、運動後には入浴してもらう。同NPOは「運動後の入浴でさらに血行が良くなる」。

 初日は、武道の動きや呼吸法を取り入れた体操を行った。腹式呼吸をしながら手を挙げたり、つま先立ちをする動きに市内若草町の無職、清瀬三十八さん(67)は「簡単そうですが、実際動くと難しい。早く入浴でさっぱりしたいですね」と話していた。(水野薫)

アトム役の上戸彩、ファンの思い胸に「一生懸命やった

女優の上戸彩(24)、俳優の役所広司(53)らが5日、都内で劇場版3DCGアニメーション「ATOM」(10日公開)のワールドプレミアに出席した。漫画家の手塚治虫さんの代表作「鉄腕アトム」が、ハリウッドの製作チームの手で“新生アトム”として復活。日本語吹き替え版のアトム役を務めた上戸は「ファンを悲しませてはいけないと、一生懸命やりました」とアフレコ時の心構えを語った。テンマ博士役の役所は「アトム世代」を自認。「お風呂に入っているときにいつもアトムのヘアスタイルをやってました」と幼少期を振り返った。アトムをモデルに開発したロボット「ASIMO」も登場し、キャストとがっちり握手。会場を和やかな雰囲気に包んだ。

「座敷わらしの宿」全焼 「全員無事だったのはわらしのおかげかも」

 「座敷わらしの宿」として全国的に知られる岩手県二戸市の金田一温泉「緑風荘」(五日市和彦さん経営)が4日夜全焼した火災で、県警二戸署や二戸消防署は5日朝から現場検証を開始。詳しい火災原因を調べているが、複数の宿泊客や目撃者の話から、浴室用のボイラーの過熱が火災につながった可能性が出てきた。

 現場近くに住む目撃者は「浴室から最初に火が上がった」と話し、宿泊客で火災直前まで入浴していた男性も「火災直前に浴室横のボイラーから激しく蒸気が出た」と当時のもようを説明した。「3日から連泊したが4日夕は湯が熱すぎるので『変だね』と話していた」と証言する女性客もいた。

 二戸署によると、出火当時、旅館内には21人の宿泊客と9人の従業員がいたが、男性客1人が避難時に足に軽いねんざをしたほか、全員無事だった。しかし、昭和20年代から温泉街を支えてきた老舗旅館は一瞬にして、そのほとんどを消失した。

 近所の人たちも「激しい音で外に出たら、ものすごい火柱が上がり、火の粉が花火のように降ってきた」「2キロ以上先の自宅からも火柱が見えて恐ろしかった。延焼しなかったのが信じられないくらい」と、火災の激しさを振り返った。

 緑風荘の最大の名物は、柳田国男の「遠野物語」に登場するなど各地に言い伝えがある「座敷わらし」が出るとされる大部屋「槐(えんじゅ)の間」だ。

 目撃談や宿泊後に成功したという多数の著名人のエピソードなどから人気で、「3年先まで予約が入っている」(地元の旅館関係者)という。

 4日夜、この部屋に泊まっていたのは、名古屋や神奈川県から14人で来ていたグループ。出火に気づいた神奈川県藤沢市の岡西創(はじめ)さん(35)が、疲れて「槐の間」で寝ていた他のメンバーをたたき起こし、着の身着のままで旅館を飛び出し、ワンボックスカー2台に分乗して避難したという。岡西さんその際、激しく燃え上がる火災の写真を撮影した。

 妻の智美さん(36)は「座敷わらしを見たくて3年前に予約した。何か起こると思いながら泊まったが火災に遭うとは…。でも全員無事だったのは座敷わらしのおかげかもしれない」と話した。

 宿泊客らは近くの旅館「おぼない」に避難。同旅館のおかみ、大津勢子さん(71)は、「とにかく緑風荘さんのお客さんに不自由がないようにと受け入れた」としたうえで、「温泉街は宿泊客が減り厳しいが、各旅館がサービスや内装に工夫を凝らしていた時期だっただけに、座敷わらしで有名になった緑風荘さんの火災はお気の毒だし温泉街にとっても残念だ」と話した。

特養ホームに温泉出前 大蔵

大蔵村の肘折温泉旅館組合青年部(三原洋一部長)が2日、村内の特別養護老人ホーム「翠明(すい・めい)荘」に自慢の温泉2トンを出前した。自力で浴槽に入れる約20人が久しぶりの温泉を堪能。法被姿の青年部メンバーが「湯加減はいかがですか」などと話しかけると、うっとりした表情で「いいお湯です」=写真。

 温泉に行けなくなったお年寄りに懐かしいお湯を楽しんでもらおうと、同部が企画。源泉からくみ上げた温泉をタンクに入れ、約20キロ離れたホームにトラックで運んだ。

使い切ったコーヒー粉の意外な活用術

コーヒー豆を挽いて粉にして淹れたコーヒーは、インスタントコーヒーには出せない絶妙な味を楽しむことができますよね。貧乏性な私は2~3回も同じ粉でコーヒーを淹れるのですが、使い切ったコーヒーの粉に別の使い道があるのを知っていますか? 実は、捨てるなんてもったいないのです。

  コーヒーの粉には脱臭パワーがありまして、使い終わったコーヒー豆を乾燥させてティッシュに包んだり布製の小さな袋に入れたりなどして、シューズやブーツの中に入れておくと、嫌な靴の臭いをなくしてくれるのです。あまりに汚い靴はさほど効果を示さないかもしれませんので、一度靴を洗ってからコーヒーの粉を入れるなどして使い続けると、臭いが気にならなくなるはずです。

  このコーヒーの粉は靴の中だけでなく、玄関やお風呂場などに置いても脱臭効果があるそうです。いっぱい置きすぎると今度はコーヒーの臭いだらけになってしまうので注意が必要ですよ。秋や冬は女性がブーツをはく機会が増えますので、使い終わったコーヒーの粉が活躍するシーンが増えそうです。

  ちなみに、あまり使わなかったコーヒーの粉を使ってもコーヒーの臭いが強くなるので、とにかく数回使ったコーヒーの粉を使うことを強くおすすめします。乾燥せずに使うとカビが生えることがあるので、完全に乾燥させてから使うのもコツですよ。(情報提供:ロケットニュース24)

なめらか…なのか? 石鹸形のマウス

10月1日10時20分配信 ギズモード・ジャパン

なるほど…確かにお風呂場の石鹸とかって、手になじみますものね…

エレコムから発売された「SOAP(ソープ)」は、ズバリ石鹸型のマウス。同社曰く、

パーツの点数を最小化し、無塗装仕上げといった環境に配慮したコンセプトを取り込むとともに、お求めやすいリーズナブルな価格を実現
使い込まれた石けんのように素朴なフォルムとナチュラルな色合いは、生活空間に自然になじみ、デスクトップ周りをやさしく演出
手になじむ形にデザインされているため、長時間使用しても疲れにくい
だそうです。褒める技術は身につける価値のあるスキルですね。
色はブラック、イエロー、ホワイトの3種類。10月上旬発売予定。気になるお値段2100円です。

「寝る直前まで携帯」9割、入浴中もメールを楽しむ 高校生の携帯電話ライフ

9月30日18時25分配信 MarkeZine

■男子は「マイワールドに没頭」、女子は「コミュニケーション」

 マクロミルは、全国の高校生の男女を対象に「携帯電話の使用状況に関する調査」を実施し、300名から有効回答を得た。携帯電話の利用用途として最も多かったのは「メール」(98%)と「通話」(86%)で、「写真を撮る」「音楽を聴く」は7割以上に達している。

男女を比較すると「ゲームをする」「インターネット」が男子に多く、「写真を撮る」「プロフ(自己紹介・ホームページ)」「コミュニティ・SNS」が女子の利用率が高くなっており、男子はマイワールドに没頭し、女子はコミュニケーションに熱心な様子がうかがえる。また、授業中に携帯電話を使っている高校生は6割を超え、その8割がメールを利用している。

■お風呂で携帯メール、寝る前まで手放せない携帯電話

 携帯電話は高校生の生活の細部にまで浸透しており、半数がお風呂で携帯電話を使用している。このうち女子は特に比率が高く、61%が使用している。入浴中の利用は「メール」が最も多く、次いで「音楽を聴く」となっている。また、「眠る直前まで携帯を使っている」と答えた高校生は9割弱で、「30分に1回は携帯をチェックする」は6割超、「携帯が圏外だと不安だ」も5割を超えている。