ネットでバーチャル銭湯体験-神奈川県内の銭湯情報サイト開設

12月3日12時15分配信 湘南経済新聞

 神奈川県公衆浴場業生活衛生同業組合の銭湯サイト「Kanagawa Ofuroya Information」が、「いい風呂の日」である11月26日にオープンした。制作は、ホームページ・ウェブデザインなどを手掛けるボンド(茅ヶ崎市新栄町)が担当した。

 同サイトは、閲覧者がまるで銭湯にいるかのようにマウスの操作によって脱衣所、浴場を行き来し、銭湯未経験者でも銭湯を体感することができるのが特徴。「湘南の銭湯」「横浜の銭湯」「川崎の銭湯」など、エリア検索や現在地検索、キーワード検索も可能となっている。

 サイトは同組合の設立50周年に合わせ開設。現在県内に250軒ほどある銭湯が年々減少傾向にあり、地域のつながりが薄れつつある現代において地域のコミュニケーションを活性化させるため、日本の伝統文化としての銭湯を広く周知させることを主な目的としている。今後、「ゆず湯」「菖蒲湯」などの各種イベントや県内の銭湯に関するニュースを集め掲載するなど、旬の情報を発信していく予定。

 ボンドの藁品歩さんは「制作に当たった我々が、銭湯になじみが薄かったのが苦労した点。しかしその分、同じように銭湯になじみの薄い世代へのアプローチを試みることができたのでは。このサイトが、銭湯を中心とした地域のコミュニティーの活性化に役立てば」と期待を寄せる。

聖地「トキワ荘」後世に 地元商店街 跡地に記念碑設置

12月2日8時1分配信 産経新聞

 「ドラえもん」「天才バカボン」「仮面ライダー」…その作者らが巣立った小さな木造アパート「トキワ荘」-。手塚治虫をはじめ藤子・F・不二雄、藤子不二雄(A)、石ノ森章太郎、赤塚不二夫ら日本を代表する漫画家たちが青春時代を過ごした東京都豊島区のトキワ荘跡地近くに来年3月にも、記念碑が設置される。漫画家10人の似顔絵とサインをあしらった台座のデザインもほぼ固まり、地元住民を中心に準備を進められている。(吉原知也)

  記念碑設置が計画されているのは、西武池袋線椎名町駅に近い南長崎花咲公園。トキワ荘跡地から約300メートル離れた場所だ。地域の4町会、2商店会など約30人が今春、記念碑設置実行委員会を立ち上げ、区とともに準備を進めている。

 記念碑は台座にトキワ荘の模型を乗せる案も検討されており、高さは150センチ程度になりそうだ。

 木造モルタル造り2階建てのトキワ荘には昭和28年、手塚治虫が入居したのをはじめ、記念碑に刻まれる10人が36年ごろまでの間に入れ代わり立ち代わり入居した。

 入居者以外でも頻繁に立ち寄って交流した漫画家、雑誌編集者も数多く、若手漫画家のたまり場のようにもなった。巣立った漫画家は数々の傑作を生み出し、テレビアニメ、特撮や漫画雑誌で少年らを魅了。その原点ともいえるトキワ荘には見学を希望するファンも多かったが、老朽化のため57年に取り壊された。

 その後四半世紀、日本のアニメが世界的に評価され、重要な産業として成り立っている一方、トキワ荘跡地を示す目印はなく、地元では「ここが漫画の聖地であることを風化させないためにも何とかしたい」との声が上がった。

 昨年、地元商店街が「『マンガの神様』達のルーツはここからであった」と書いた跡地を示す看板を近くに設置。さらに地域住民中心の文化事業として、記念碑設置が計画されたという。

 記念碑設置実行委の小出幹雄事務局長(50)は「漫画を世界に誇れる日本を代表する文化にしたのはトキワ荘の漫画家たち。記念碑設置後も地元ならではの資料展示や漫画家ゆかりの喫茶店、銭湯などの記念プレート設置など、活動を広げていきたい」と話している。

 杉並アニメーションミュージアムの鈴木伸一館長(74)もトキワ荘出身。藤子作品でおなじみの「ラーメンの小池さん」のモデルといわれている。「4畳半の部屋に住んでいるときは記念碑が残るなんて夢にも思わなかった。みんなで映画見に行ったり徹夜して漫画をかいたり合宿のように楽しく生活していた。濃密な人間関係が思い出深い」と振り返る。

                  ◇

 ■「アニメは文化」広がる地域おこし

 漫画好きの麻生太郎首相がいうようにアニメは日本を代表する文化として、外国人観光客を誘致に貢献している。また、地域おこしに活用しようという自治体も増えてきた。

 「アニメ王国」を掲げているのは埼玉県。「らき☆すた」の舞台をアピールしている鷲宮町、幸手市をはじめ「クレヨンしんちゃん」の春日部市、「となりのトトロ」の狭山丘陵(所沢市)がある。

 11月には新サイト「YOKOSO!アニメ王国埼玉へ」を開設。アニメの舞台となった県内のスポットを英、中、韓国語で紹介。県観光振興室は「(鷲宮町は)ファンが集まっていると聞いて調査し新鮮な驚きがあった。名所旧跡では北海道や京都に勝てないからこそ出てきた発想」と、県の独自性を打ち出す。

 東京都練馬区はアニメ制作関連会社が90社以上集積しており、11月のイベントで区内在住の漫画家、松本零士さんが「アニメのまち練馬区」を宣言。同区は日本初のカラー長編アニメ映画「白蛇伝」(昭和33年)や鉄腕アトムが制作された日本アニメ発祥の地だ。

 東京都杉並区も重要な地場産業と位置づけ、人材育成など支援に取り組む。平成17年には杉並アニメーションミュージアム(同区上荻)を開館した。東京都三鷹市も13年、三鷹の森ジブリ美術館を開設、毎年「三鷹の森アニメフェスタ」を開いている。

[FREESPOT] 北海道のアルパインビジターセンターなど10か所にアクセスポイントを追加

12月1日13時16分配信 RBB TODAY

 フリースポット協議会は、北海道のアルパインビジターセンターなど10か所に設置されたアクセスポイントをあらたに追加した。

 詳細は以下のとおり。

■北海道
●アルパインビジターセンター
 北海道富良野市北の峰町14-6

■岩手県
●旅館 厳美荘・ama cafe
 岩手県一関市厳美町南滝の上2-2

■山形県
●瀬見温泉 喜至楼
 山形県最上郡最上町大字大堀9
●赤倉温泉 湯守の宿 三之亟
 山形県最上郡最上町大字富沢884

■富山県
●黒部市宇奈月国際会館 セレネ
 富山県黒部市宇奈月温泉6-3

■静岡県
●ホテルリステル浜名湖
 静岡県浜松市北区三ケ日町下尾奈字瀬戸

■三重県
●しあわせ一番館
 三重県志摩市浜島町迫子2519-21

■滋賀県
●ホリデーアフタヌーン
 滋賀県大津市北比良948-10

■島根県
●メディアカフェアリオン出雲店
 島根県出雲市渡橋町1215

■沖縄県
●Cafe&Bar Fprfait
 沖縄県那覇市松山1-3-18 フォレシティ松山2F

入場者10万人を突破 下呂発温泉博物館

12月1日11時15分配信 中日新聞

 【岐阜県】下呂市湯之島の下呂発温泉博物館の入場者が30日、2004年4月の開館から4年半で10万人を突破した。10万人目となった高校教員浅井拓次さん(24)と友人の会社員戎真実子さん(28)=ともに神戸市=に記念品が贈られた。

 博物館は、科学と文化の両面から温泉を解説する全国でも珍しい施設。

 温泉が生成した鉱物や温泉のサンプルなどを展示しているほか、歴史資料や図書を多数そろえている。歩行浴と足湯のコーナーもある。年間2万人を超す入場者があり、29日には10万人に41人と迫っていた。

 2人とも下呂温泉を訪れたのは初めて。川上裕惟館長(67)と一緒にくす玉を割り、下呂発祥の米「龍の瞳」やトマトジュース、温泉水スプレーなど特産品のプレゼントを受け取った。

 「驚いたしうれしい。長距離ドライブの疲れも吹き飛んだ」と笑顔を見せていた。 (福本雅則)

裁判員候補者通知、長野・野沢温泉村が2か月前に誤送

11月30日19時23分配信 読売新聞

 最高裁が11月28日に裁判員候補者へ名簿登録を通知する約2か月前に、長野県野沢温泉村が誤って村民8人に候補者に選ばれたことを知らせる文書を送っていたことが30日、分かった。

 村によると、文書は村選挙管理委員会名で「裁判員候補者として選ばれました」などと記され、10月1日付で発送された。送付後、長野地裁から「候補者への通知はしないように」と注意喚起する通知があり、担当者が誤りに気付き、8人に訂正とおわびの文書を送った。

 村選挙管理委員会は9月中旬に長野地裁から依頼を受け、くじで裁判員候補者を選出したが、検察審査会の審査員に選ばれた人への通知と同様、村が文書を送ると誤解していた。

 文書が届いた8人のうち1人から「通知が届いたが、どんな仕事をすればいいのか」と、裁判員制度に関する問い合わせがあったという。

温泉がゆでおもてなし・白骨温泉をPR

「温泉の湯で炊きました」と松本市の白骨温泉のおかみなどがJR松本駅前で観光客などに自慢のおかゆを振る舞いました。

これは秘湯として知られる白骨温泉の旅館組合が、冬の魅力も知ってもらおうと初めて行ったものです。

振舞ったおかゆは、白骨温泉の湯で炊いたもので、宿泊客にも人気のメニューです。

旅館組合では「地元の人たちも風情がある冬に温泉を訪れ、おかゆを楽しんで欲しい」と呼びかけていました。

[30日18時15分更新]

SBC

野沢温泉スキー場で安全祈願祭

野沢温泉村の野沢温泉スキー場でシーズンの無事を願う安全祈願祭が開かれました。

安全祈願祭は、シーズン入りに合わせて完成したばかりの大型の駐車場で行われ、観光関係者などが集まり、神事を行って安全を祈りました。

500台が収容できる駐車場は、ゴンドラリフトの近くに設置されていて、課題だった宿泊街からゲレンデまでのアクセス問題が解消されると期待されています。

野沢温泉スキー場は、きのう滑走が可能になった3つのゲレンデがオープンし、きょうもスキーヤーやスノーボーダーが初すべりを楽しんでいました。

新たな駐車場が完成したことで、スキー場側では、今シーズンは去年より1割以上多い40万人の利用を見込んでいます。

[30日18時15分更新]

SBC

【ゆるキャラ名鑑】頭の大きさ4.3ヘクタール? とつか再開発くん

11月30日15時24分配信 産経新聞

 全国各地で大活躍の「ゆるキャラ」。ゆる~いキャラも、ゆるそうに見えないキャラも一生懸命、みんなの心を癒してくれています。今週紹介する仲間達です。

 【茨城代表】 バンクとジャン(取手市の取手競輪場マスコットキャラクター)

 昨年7月、デビューしたバンクは男の子。「砦の森」に住んでいる。祖父は伝説の競輪王、りんたろう。自転車に乗れないが、大好きな女の子、ジャンに見直してもらおうと、自転車レースへの出場を決意。ジャンと猛特訓している。最大のライバルはスポーツ万能の黒ウサギ、カント。

 月に1~2回ある本場開催日には、南門でジャンとお客を出迎える。「バンクとハイタッチすると運気が上がる」といううわさも。2匹に会うなら午前10~11時が狙い目。

 【神奈川代表】 とつか再開発くん(戸塚駅西口再開発事業キャラクター)

 平成6年10月4日生まれの男の子。顔の大きさは約4・3ヘクタールと、スケールの大きいゆるキャラ。梅干し入りのおにぎりが大好き。

 にこにこ顔は、JR戸塚駅西口の再開発地区と同じ三角形▽丸い鼻は、みんなが集まる広場▽腕は線路▽お腹と足は駅東口の広場と道路▽ベルトは駅東口のデッキ-と全身で、再開発の姿を表している。

 【栃木代表】 ハンタマくん(スキー場「ハンターマウンテン塩原」キャラクター)

 プロフィルを紹介すると、出身地は栃木県那須塩原市湯本塩原。年齢は沸騰後10分以上、6歳未満。男の子。特技は塩パラパラ・ダンス。地元のスキー場「ハンターマウンテン塩原」の公式キャラクターとなって6年目を迎えた。

 一説によると、ゆでたまごを半分に切ってソースで目を描いたら手と足が生えてきたといううわさも。また、アフタースキーに塩原温泉郷に行き、ゆだりすぎて温泉ハンタマになったこともあるらしい。

 【北海道代表】 うっさん(「ねんりんピック北海道・札幌2009」のPRキャラ)

 年齢、性別不明の謎のキャラ。若そうに見えるが、意外と年を取っているという説もある。果たして、その正体は?

 ネズミやモグラによく間違われるが、実は、北海道にしか生息しないエゾナキウサギ。本当はとても小さいが、人前に出るときは目立つように一時的に大きくなる。住所は不定で、60歳以上の高齢者を中心とするスポーツ、文化、福祉の総合的な祭典「ねんりんピック」(全国健康福祉祭)をPRするため、北海道内を点々としている。

浅間温泉国際スケートセンターがオープン

標高およそ1000メートルの松本市の屋外リンク、浅間温泉国際スケートセンターがオープンしました。

オープン初日のきょうは無料で解放されていて、子どもたちや家族連れなどが午前中から大勢訪れ、1シーズンぶりの氷の感触を確かめていました。

浅間温泉国際スケートセンターは好記録が出やすい、いわゆる「高速リンク」として知られていますが、今年は気温が高めだったことなどから、製氷作業は一段と苦労したということです。

減少傾向のスケート人口ですが、このスケートセンターでは、毎年1月からは、入場料などを無料にしていて、利用者も増えてきているということです。

[30日12時5分更新]

SBC

ニホンミツバチ:高山・小林さん方に30年間営巣 子どもたちの生きた教材に /岐阜

11月30日12時1分配信 毎日新聞

 ◇分蜂や天敵から巣を守る行動観察
 高山市朝日町胡桃(くるみ)島の秋神温泉で旅館を営む小林繁さん(71)が、庭のクリの古木にすみついた在来種のニホンミツバチ(蜜蜂)の巣を、約30年前から野外学習などで訪れる子どもたちに見せている。天敵のオオスズメバチなどから集団で巣を守ったり、女王バチが働きバチを連れて年に1度、巣別れする分蜂(ぶんぽう)を繰り返すなどの生態は、子どもたちの自然観察の生きた教材となっている。【奈良正臣】
 ニホンミツバチが巣づくりしているクリの木は幹回り1・8メートルの大木。高さ1メートルほどの場所に長さ40センチ、幅5センチほどの洞があり、ミツバチが出入りしている。真夏の暑い盛りには、数百匹が入り口で一斉に羽をあおって涼しい風を巣の中に送り込んだり、天敵のオオスズメバチが侵入すると、数百匹がひと固まりになって威圧して追い払うなどの光景も見られるという。
 小林さんはミツの採取をしておらず、巣の構造は分かっていない。小林さんは「30年間、世代交代を繰り返しながら同じ場所にすみついているのも生活環境が合うのでしょうか」と話す。
 ミツバチは、世界で9種が知られており、日本にはニホンミツバチとセイヨウミツバチが生息する。ニホンミツバチは、商業的な養蜂に使われるセイヨウミツバチに比べて、ひと回り小さく体長約1センチ、体が黒っぽいのが特徴。
 最近、飛騨地方ではニホンミツバチの飼育が静かなブームで、高山市郊外の高根町、朝日町などで約50軒が飼育を楽しんでいる。採取できるミツの量が少ないために希少価値があり、人気になっているという。