2月24日14時1分配信 毎日新聞
県内は23日未明から午前にかけて北部で雪、中南部で雨が降った。長野市では降雪量5センチを観測するなど、久々の積雪となった。
長野地方気象台によると、低気圧が房総半島沖を通過した影響で、北部で雪を観測。23日午後6時までの24時間の降雪量は、信濃町10センチ▽野沢温泉9センチ▽白馬6センチ▽大町5センチなど。
24日は、日本海側の高気圧が東へ抜け、南から湿った空気が入るため、昼過ぎから夕方にかけて各地で雨か雪になるという。【大平明日香】
2月24日14時1分配信 毎日新聞
県内は23日未明から午前にかけて北部で雪、中南部で雨が降った。長野市では降雪量5センチを観測するなど、久々の積雪となった。
長野地方気象台によると、低気圧が房総半島沖を通過した影響で、北部で雪を観測。23日午後6時までの24時間の降雪量は、信濃町10センチ▽野沢温泉9センチ▽白馬6センチ▽大町5センチなど。
24日は、日本海側の高気圧が東へ抜け、南から湿った空気が入るため、昼過ぎから夕方にかけて各地で雨か雪になるという。【大平明日香】
2月24日10時6分配信 琉球新報
JAおきなわ(伊波栄雄理事長)は21日までに、宜野湾市大山に所有する複合施設内にある温泉施設「JA天然温泉アロマ」について、4月をめどに営業を停止することを決めた。JAの完全子会社で温泉を運営する「コミュニティーヴィレッジ」の経営悪化による会社清算に伴う判断。複合施設内の園芸店も既に営業を停止しており、JAは「地域住民が温泉を引き続き利用できること」を前提に、一括または分割で複合施設売却の作業を加速させる方針だ。
複合施設「エデンぎのわん」は、1997年に宜野湾市農協が建設。敷地面積は2万4243平方メートル、約500台の駐車場を備える。しかし、園芸店の売り上げが伸びず「コミュニティーヴィレッジ」の累積赤字が約1億5000万円に上るなど経営が低迷し、JAは2007年に同社の解散と資産売却を決めた。
関係者によると、JA天然アロマの従業員は清算会社の役員と社員1人、1年更新の契約社員16人。契約社員は3月末で雇用期限が切れる。
同店にはエステティックのテナント1社が入っており、社員4人、委託社員17人の計21人が働いている。同テナントの経営者は「閉鎖ということはまったく聞いていない。閉鎖されればテナントも営業できず、社員も働く場がなくなる」と述べ、「JAとは出店時、小売店なども含めた複合施設ということで契約したが、現状はJA直営店舗が閉鎖され、客足は大きく落ちている。テナントに何の説明もなく閉鎖するのは納得できない」と話している。
JAおきなわは営業停止に伴い温泉の従業員をいったん解雇する方針で、砂川博紀専務理事は「JAグループはいろいろな経営体を持っているので、可能な限り雇用を継続できるよう調整する」と話した。
(島洋子、島袋良太)
2月23日14時1分配信 毎日新聞
◇里山の再生も、トキの分散飼育生かせ--「人間の自然化、重要」
希少種を含め多様な生物が生息する七尾湾を実り豊かな「里海」にする方法を考えるシンポジウムが22日、七尾市の和倉温泉観光会館で開かれた。県、地元自治体、金沢大などでつくる実行委員会主催。学会における里海を取り巻く状況や県内外の里海づくりの事例が報告されたほか、七尾湾が人と自然の共生モデルとして独自例となりうる可能性を議論した。
「里海」とは、人手を加えることで生物の多様性と高い生産性を持つようになった沿岸海域を示し、人が海の生態系を壊すことなく付き合う持続的なシステムとして近年国際的注目を集めている。
基調講演で九州大の柳哲雄教授は里海の必要条件として「太くなめらかな物質循環」を挙げ、実現には「沿岸の住民が欲望を抑え、自然のリズムを正確に知る『人間の自然化』が重要」と語った。
また、奥能登の里山や里海の再生を進める金沢大の中村浩二教授は、過疎高齢化が進む現実を指摘。集落が崩壊しないための活性化案として、分散飼育の受け入れが決まったトキをシンボルにし、トキが野生に復帰できるよう里山を再生しながら、観光資源の開発などに取り組むことを提示、里海でも環境と経済の好循環を生み出す必要があるとした。
さらに、パネルディスカッションでは、里海づくりが「環境を守りながら水産業や観光業を振興する」という新たな形態の模索であることが示され、漁師や観光業者といった利害関係者で環境を維持するための憲章を作り、カキだけでなく海を浄化する役割を持つナマコの養殖を同時に行うことなどが提案された。【高橋慶浩】
2月23日11時25分配信 RBB TODAY
フリースポット協議会は、千葉県の魚の定食屋 山松など5か所に設置されたアクセスポイントをあらたに追加した。
詳細は以下のとおり。
■千葉県
●魚の定食屋 山松
千葉県南房総市和田町花園123-1
■長野県
●湯多利の里 伊那華 ロビー周辺
長野県下伊那郡阿智村智里503-294
■兵庫県
●月光園 鴻朧館 ロビー
兵庫県神戸市北区有馬町318
■鳥取県
●温泉旅館 丸茂
鳥取県鳥取市永楽温泉町458
■福岡県
●雑貨や器 HookTail
福岡県小郡市小郡394-21
2月24日12時29分配信 中日新聞
下呂市萩原町四美の温泉施設・飛騨川温泉しみずの湯で22日、オープン5周年を記念した「ワイン風呂」があり、入浴客らが赤ワインの色や香りを楽しんだ。
しみずの湯は、2004年2月22日に開館。露天風呂やプールがあり、これまでの5年間に約70万人の利用者があった。
今年はゴージャスな気分を味わってもらおうと、癒し効果のあるワイン風呂を企画。通常は薬湯として使っている男女の浴槽に、フランス産の赤ワイン12本ずつを入れた。
浴槽からは、ほのかにワインの香りが漂い「気持ちがよくて温まる」と好評だった。4月にも5周年記念イベントを予定しているという。
(福本雅則)
2月24日11時53分配信 オリコン
元タレントの田代まさしが、ラッツ&スターのメンバーとして苦楽を共にした鈴木雅之と出所後初の再会を果たした。22日(日)付の自身のブログで明かした。鈴木との4年ぶりに再会に田代は「俺にとってラッツ&スターは宝物なんだよ」と告げると、鈴木から「俺にとっても宝物だよ! だから今の俺達があるんじゃないか。お前がこれから真面目にやってその宝物磨いて俺達の前に出してきてくれたら俺も宝物お前の前に出すよ」と厳しくも温かい言葉をかけられたエピソードを明かしている。
覚せい剤取締法違反などで実刑判決を受け、3年6か月の刑期を2008年6月26日に終えた田代。ラッツ&スターのリーダーだった鈴木とメンバーだった佐藤善雄とともに食事会を行い、田代は「話し合いは俺にとって厳しいものであった」と告白。だが、鈴木から「お前が刑務所にいる間お前と同じ気持ちになれる様に俺も酒もタバコもやめた」と田代のことを親身になって考えている懐の深さを感じさせる言葉を受けた。さらに、田代が贈った絵を「お前と同じステージにいる気持ちになる為に」と鈴木がライブのセットの一部として使用していたことも明かしたという。
また、来年に控えるグループのデビュー30周年について田代が尋ねると、鈴木は「お前に30周年があるから頑張ってくれと言ってやりたいが現実問題難しいよ」と苦しい胸の内を告白。だが、ラッツを宝物だと言う田代に鈴木も同じ考えだということ明かし、「お前がこれから真面目にやってその宝物磨いて俺達の前に出してきてくれたら俺も宝物お前の前に出すよ」と鈴木ならではの厳しくも優しい言葉で田代を激励。田代は「鈴木雅之…カッコ良すぎる!!」と改めて鈴木の男としての度量に感動したようだ。
田代は1980年に、鈴木雅之や桑野信義らと共に、シャネルズ(83年にラッツ&スターに改名)の一員としてメジャーデビュー。デビューシングル「ランナウェイ」が97.5万枚(オリコン調べ)の売り上げを達成するなど人気に。その後もお笑いタレントとしても人気を博したが、00年に女性の下着を盗撮しようとした容疑で東京都迷惑防止条例違反で書類送検。さらに01年、風呂場覗きで現行犯逮捕。さらには自宅から覚醒剤が発見され、覚せい剤所持・使用発覚で再逮捕された。08年6月に出所し、10月に公式ブログを開設。今月から雑誌『BUBKA』(コアマガジン)で連載を始めたほか、22日には、東京・新宿で行われた電撃ネットワークら出演のイベント『新宿クレイジーナイト』の司会を務め、本格復帰に向けて着々と活動の幅を広げている。
2月24日11時1分配信 毎日新聞
◇監督の期待に心機一転
昨夏、甲子園出場をかけた青森山田(青森市)との決勝で、八回からマウンドに上がった。4球目に得意のスライダーを投げた時、右ひじから「ぶちっ」と音が聞こえた気がした。その夜、風呂場でシャンプーをしようとしたら手が上がらなかった。
病院で右ひじ内側のじん帯損傷と診断され、1キロのダンベルでのリハビリを命じられた。しかし一向に良くならず、やる気はうせていった。他の選手たちがノックしている間、走るふりをして道路で円盤形の赤いバランスボールを枕にして寝ていた。親には電話で「病院に行くから大阪に帰る」とうそをついた。野球をやめるつもりだった。
9月のある日、金沢成奉監督(42)がグラウンドに集まった選手に、「小林を県大会のベンチに入れる。神宮まで連れていく」と言った。突然のことで戸惑ったが、「監督はそこまで期待してくれているのか」とうれしくなり、それまでの自分を恥じた。
秋の県大会決勝。青森山田に六回で1点差まで詰め寄られた。八回2死二塁で突然、金沢監督から「投げれないお前の悔しい気持ちにかける」と代打を告げられた。打席に入ると最初は緊張で手が出なかった。だが、金沢監督の怒鳴る姿が目に入った。「期待してくれている。打たなきゃ」。球種も識別できなかったが夢中でバットを振った。これが右越えとなって1人が生還。青森山田を突き放す一撃となり、勝利の立役者になった。
けがは完治し、今は調子も上がってきた。「甲子園では監督に恩返しをしたい」と気持ちが高鳴っている。
◇
第81回選抜高校野球大会に出場する光星学院。選手たちはどんな困難に遭遇し、いかに乗り越えてきたのか。それぞれの闘いを追う。(この連載は山本佳孝が担当します)=つづく
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■人物略歴
大阪府出身。178センチ、77キロ。右腕。特技はフィールディング。
2月23日7時8分配信 読売新聞
水戸市中心部にほど近い住宅街で、井戸を掘る作業中に冷泉が見つかり、昨年12月に入浴施設「夢の湯」がオープンした。
主人は「こぢんまりとやりたい」と一切広告を出していないが、市内からの客を中心に口コミでじわじわと人気を集めている。
同市北見町の会社「茨城青写真製本」の社長鴨志田徳二さん(65)は2006年12月、店舗の新築に合わせて駐車場で井戸を掘っていたところ、塩水がわいた。周囲には硫黄のような香り。同社の従業員鈴木ちよ子さん(57)がピンと来て、県薬剤師会公衆衛生検査センターに検査を依頼すると、炭酸水素ナトリウムを主成分とする冷鉱泉と判明した。
栃木や福島の温泉によく通っていた鴨志田さんは喜んだが、同時に「お風呂の好きな人にも楽しんでもらえたら」と考え、翌07年夏から昨年末まで、従業員5、6人がかりでコツコツと手作りで平屋の施設を建てた。
6~7人が入れるほどの浴室は、ヒノキ風呂と、シイタケの原木を敷き詰めた壁で山小屋の雰囲気を醸し出す。16・5~18度の冷泉をガスで沸かし、42度ほどのかけ流しにしている。
水戸で45年複写業を営んできた鴨志田さん。「商売目的ではないから」と、オープン後も宣伝はなし。だが、もの珍しさから、のぞいた客が泉質の良さに納得し、通うようになってきた。
何より楽しんでいるのは、妻幸子さん(60)。身体に障害があり療養しているが、週末になると鴨志田さんの介助で入浴する。幸子さんが以前、習字で「夢」と書いた掛け軸が自宅に飾られていることから、施設を「夢の湯」と名付けた。
鴨志田さんは「気軽に来られて、楽しめるお風呂になれば」と話している。
2月24日0時46分配信 読売新聞
山形県酒田、鶴岡市など庄内を中心に撮影された映画「おくりびと」が、アカデミー賞の外国語映画賞に輝いた。
日本映画史に残る快挙に、作品のロケを支えた市民や県内の映画ファンから大きな歓声が上がった。
23日、酒田市中町の飲食店で授賞式のテレビ中継を見守ったNPO法人「酒田ロケーションボックス」のメンバーらは、午後1時頃に受賞が発表されると、くす玉を割り、万歳を繰り返した。「本当にうれしい。俳優とスタッフの息がぴったり合った映画だった」などと、店内は祝福ムードでいっぱい。同NPOの市村浩一事務局長(48)は「今後も、映画に登場した風景を守っていきたい」と表情を引き締めた。
一方、作品に登場した鶴岡市内の銭湯「鶴乃湯」では、公開後、撮影時の様子を聞きに来る客も増えたという。番台にも立つ三谷享子さん(67)は「ただ『うれしい』の一言。出演者、スタッフの方々が頑張って撮影している姿をそばで見ていたので、うれしさもひとしお」と喜んだ。
作品の脚本を手がけた放送作家・小山薫堂さん(44)は、4月から東北芸術工科大(山形市)の企画構想学科長に就任する。米ロサンゼルスの授賞式会場から同大を通じ、「自分にとって最高の『サプライズ&ハピネス』。今後も、学生と新しいものを生み出す喜びを共有したい」とコメントした。
主演の本木雅弘さんらに納棺の技術指導をした納棺協会山形営業所(鶴岡市)の佐々木昭栄所長(38)は「私たちの仕事が全世界に伝えられたのかと思うと、目頭が熱くなった」と感激していた。
また、主人公が所属した楽団の指揮者として出演した山形交響楽団の飯森範親・音楽監督(45)は、「本木さんがチェロを猛練習する姿にプロ根性を感じた」などと受賞を喜んだ。ノミネート後、滝田洋二郎監督から「受賞できたらいいんだけど」と打ち明けられたという。
阿部寿一酒田市長は「受賞は市民の応援と滝田監督ら関係者の努力の結晶。古里の美しさが評価され、うれしい」、まだ作品を見ていないという富塚陽一鶴岡市長は「ぜひ見てみたい」とそれぞれ述べた。
2月23日14時1分配信 毎日新聞
酒と銭湯が大好きで医者と薬が大嫌いだった落語家、古今亭志ん生は1973年に83歳で亡くなった。晩年は脳出血のため自宅で静養していたが、亡くなる前の晩に言った。「おい、酒くれよ」
介護をしていた長女の美濃部美津子さんは、それまで体のことを考えて水で薄めた酒を出していた。志ん生は「このごろの酒は水くさくなったなー」。しかし、その晩は感じるところがあって「ちゃんとしたお酒」を飲ませてあげた。
「あー、酒はうまいなー。やっぱり酒はうまいよ」。志ん生はそう言って横になった。翌朝、声をかけると返事がない。「全然苦しまず、最期にお酒を飲んで。極楽大往生でした」
以上は「お姉さん美濃部美津子 つかちゃん塚越孝の極め付き志ん生」というCDに収録された美濃部さんの話。
うらやましい逝き方だ。娘に介護してもらい、最期に好きな酒を飲めた。病院ではなく、自宅で亡くなった。厚生労働省の統計を見ると、志ん生が亡くなったころは、人が亡くなる場所は自宅が多かったが、今は病院が圧倒的に多い。
もちろん病院は一義的には病を治すところ。しかし、私たちが最期を迎える場所としても、その存在を無視できない。だからこそ病院は信頼できるものであってほしい。
老朽化した長崎市立市民病院の建て替え問題で、市は県が提案していた日赤長崎原爆病院との統合案を拒否。新しい市民病院は現在地とその周辺で建て替えられることになった。市の案、県の案、どちらがいいのか最後までよくわからなかったが、市の案でも医師確保などに不安は残る。
「すみませーん。先生はいま他の患者さんで忙しくて手が離せないんです」。最期を迎えるにあたって、病院のベッドでそう言われるくらいなら、志ん生のように自宅で往生といきたいが。<長崎支局長・前田岳郁(たけふみ)>
〔長崎版〕