平湯に初雪 立ち往生の車続出

11月19日10時57分配信 中日新聞

 【岐阜県】高山市の奥飛騨温泉郷平湯や荘川、高根町など同市山間部で18日午後から夜にかけ、初雪が降った。平湯バスターミナル付近では夕方に1、2センチほど積もり、立ち往生する車が続出。

 平湯と長野県松本市を結ぶ安房トンネルの入口付近には除雪車も出動した。

 平湯では午後3時すぎから降り出し、4時ごろには路面が真っ白に。付近の国道158号は、坂道で観光客の車が何台も動けなくなり、その場でチェーンを巻く人もいた。

 平湯にある飛騨・北アルプス自然文化センターの研究員大森清孝さんによると、標高1000メートルから上で降っており、平湯での初雪としては例年より遅いという。

 一方、県古川土木事務所は同日、飛騨市河合町、白川村境の天生峠を通る国道360号の冬期通行止めを3日早めて実施した。

 (古池康司、並木智子)

山と溪谷社、ガイドブック「日帰りで楽しむ 極楽温泉ランチ 首都圏版」

11月19日16時45分配信 nikkei TRENDYnet

 山と溪谷社(本社:東京都港区)は2008年11月11日、ガイドブック「日帰りで楽しむ 極楽温泉ランチ 首都圏版」を発売した。温泉宿でランチと温泉を日帰りで味わう「温泉ランチ」の楽しみ方を紹介する。AB版114ページで定価880円。

 「温泉ランチ」は、宿泊では高額なあこがれの温泉宿・名旅館でも、手ごろな価格で満喫できる。新刊は、栃木、群馬、長野、山梨、伊豆、箱根の首都圏エリアにある高級旅館の中から、「温泉ランチ」が楽しめる宿100軒以上を紹介。温泉やランチの写真も豊富に掲載して、見るだけで旅行気分が盛り上がるという。

 温泉データ、風呂の設備・備品、湯上がり後のサービス、宿イチオシのお土産などの各種情報も掲載。さらに、各エリアごとに周辺の見どころ、観光スポット、お土産情報を写真と地図で紹介。巻末には「バス」「電車」「車」でのアクセス情報と、交通費を抑えられるETC活用術も掲載した。(文/平城奈緒里=Infostand)

【人を育てる 企業が活きる】ダイキン工業 鳥取に社員研修施設

11月19日15時48分配信 産経新聞

 ■自然の中でグローバル人材育成

 日本海に面した鳥取市青谷町の井手ケ浜。海岸沿いに外壁が優美なカーブを描くリゾートホテルのような建物がある。今年4月にオープンしたダイキン工業の研修所「ダイキンアレス青谷」。M&A(企業の買収・合併)などで事業拡大を進め、「世界一の空調機メーカー」を目指す同社は、自然に囲まれたこの施設をグローバル人材の育成拠点と位置づけている。

 大手企業では珍しいが、同社にはこれまで社員向けの研修施設はなかった。「生産設備などへの投資やM&Aを優先してきたため」(人事本部の佐治正規部長)で、研修はホテルなどを借りておこなっていた。

 しかし、マレーシアの空調機大手、OYLインダストリーズ社を買収するなど海外事業を拡大した結果、外国人従業員が増加。今では海外の従業員数(約2万8000人)が国内(約1万1000人)を上回り、本格的な社員教育の場が必要になっていた。そうした中で研修所の建設地として白羽の矢が立ったのが井手ケ浜だった。

 この場所には以前、大阪府池田市の少年自然の家が建っており、ダイキンは26年前から新入社員の合宿研修で利用していた。ところが建物の老朽化と市の財政難で市が施設を手放すことになり、ダイキンが周辺の土地を含めて買収し、研修施設を建設することになった。

 アレスとは「飛翔」を意味するラテン語。7階建て延べ約1万6500平方メートルで、同時通訳ブースを備えた最大210人収容の大研修室や180インチの大スクリーンを設けた円形教室のほか、小人数で討議できる研修室が10カ所ある。溶接、旋盤加工、金型製作といった技能を実習できる研修室もある。

 46室ある宿泊室は、ツインルームでも面積約36平方メートルとゆったりしているのが特徴。部屋ごとにデザインや内装を変え、メゾネットタイプやゲストルームもある。露天風呂付きの大浴場やフィットネスルームを備え、最新の空調設備を導入するなど環境にも配慮している。

 開所以降、アレスではさまざまな研修が行われている。6月には工場で技能指導をするトレーナーを育成するための研修が3週間にわたって行われた。同社には「マイスター」と呼ばれるベテラン技能者が20人いるが、海外拠点を拡大したため、マイスターだけでは回りきれなくなっているためだ。このほか、海外拠点の幹部らによる会議や代理店・特約店の役員を招いてのセミナーも開かれた。

 本社のある大阪からアレスまでの所要時間は鉄道でも車でも約3時間半かかるが、「職場から離れることで研修に集中できるんです」。計画段階で他社の研修施設を20カ所見て回った佐治部長はそう指摘する。

 今後は研修での利用をさらに増やすとともに、施設が空いている時期は社員の保養施設として開放していく考えだ。(竹田徹)

アイドリング!!!の森田涼花がDVDで水着姿

11月19日8時4分配信 サンケイスポーツ

 フジテレビ系「アイドリング!!!」(木曜深夜2・40)で人気急上昇中のアイドル、森田涼花(16)が21日にDVD「涼花の夏物語」を発売する。

 9月の沖縄ロケは台風13号が直撃。予定していた海で浮き輪とシュノーケルをつけるシーンがカットに。代わりに涼花の提案で、お風呂の中でシュノーケルをつけた。

 「台風直撃のロケもめったにないレアな体験。面白い体験ができたな~」とポジティブシンキング。1メートル55、B80W58H80の初々しいボディーを色とりどりの水着で見せている。12月6日午後5時半から東京・秋葉原の石丸電気ソフト1で発売イベントを行う。

「ストライクウィッチーズ」の第6話が24時間限定配信

11月18日22時31分配信 Impress Watch

 株式会社角川書店はアニメ誌「月刊ニュータイプ」が薦めるアニメなどを提供する動画配信サイト「アニメNewtypeチャンネル」において、「ストライクウィッチーズ」の第6話を11月22日の0時~24時までの24時間限定で特別配信する。無料の会員登録をするだけで視聴可能。

 6話が限定されるのは、10月10日~24日に開催された「ストライクウイッチーズベストエピソード上映会投票」のファン投票によって選ばれたため。また、配信されるのがテレビ放送版、DVD収録版とも異なる、配信専用のオリジナル編集版になっているのが注目ポイント。形式はWMVで、ストリーミング配信のみ。ビットレートは500kbpsと1Mbpsを用意する。

 戦闘機などのメカと融合した美少女イラストを得意とする島田フミカネ氏。同氏のイラストを元に、GONZOが製作したテレビアニメで、“ネウロイ”と呼ばれる化け物と戦う、連合軍第501統合戦闘航空団「STRIKE WITCHES」の活躍を描いている。

 ウィッチーズには、魔力を持った少女(魔女/ウィッチ)が所属。彼女たちは魔力を原動力とし、飛行を可能にする「ストライカー・ユニット」と呼ばれる装置を両足に装着。大型の重火器を手に、魔力を使ったシールドで身を守りながら自在に空を飛び、“ネウロイ”と対峙する。

 彼女たちは軍人であり、軍服を着ているのだが、ストライカー・ユニットを装着するため、着用するのは上着のみ。下はパンツとニーソックスや、ストッキングを着用したり、セーラー服や士官服の下にスクール水着を着て、水着の下の部分だけが見えているような状態になっている。また、魔力を使う際はその影響で耳と尻尾が出現。尻尾の邪魔にならないよう、幅の狭いローレグタイプのパンツを着用しているキャラクターも多く、こうした設定が主に男性ファンから人気を集めている。

 しかし、テレビ放送ではこうした刺激的な描写が修正されることが多く、入浴シーンも湯気で覆われている。DVD版ではこうした描写がストレートに収録されており、放送版との違いがアニメファンの話題になることも多い。今回ファン投票で選ばれた6話にはキャラクター達が露天風呂を楽しむシーンがあり、ファンの声を明確に示したものと言えるだろう。

 アニメNewtypeチャンネルでは6話の描写について、「放送版では見えなくて、製品版(DVD版)では見えすぎな“あのカット”をギリギリのところで包み隠してお見せします」と説明しており、DVD版よりはおとなしい描写になると思われる。しかし、「製品版の状態(つまり、見えすぎな状態)の場面写真を入れ込んだ、“6話振り返り写真集”や“エイらとサーニャ、仲良しのキセキ写真集”も会員限定で見られる」としている。

 なお、キャラクター達の特異な服装は、作品世界では普通のファッションとして扱われており、アニメ放映時には書籍の販促として「パンツじゃないから恥ずかしくないもん!」キャンペーンも開催。ファンの間で話題となり、作品のキャッチフレーズ的なものとして扱われている。そのため、今回の配信ページのURLも「http://anime.webnt.jp/nt-special/200811_not-pants/」となっている。

るるぶトラベル、高級宿泊施設に特化した「STAR COLLECTION」

11月18日18時33分配信 Impress Watch

 JTBグループのi.JTBは18日に、宿泊予約サイト「るるぶトラベル」で高級宿泊施設に特化した「STAR COLLECTION」を開始した。

 「STAR COLLECTION」は、高級施設のみを対象とし、レジャーユースでの検索等に最適化したコンテンツを提供するコーナー。るるぶトラベルの通常版画面とは異なる、トップページなどを用意して展開していく。

 同コーナーでは、露天風呂付き客室やコンシェルジュ、客室40平方メートル以上といった条件が指定できる「こだわり条件検索」を用意。また、ランキング1位の宿泊施設を写真付きで表示するほか、イメージ検索機能などを提供する。

 当初の掲載数は約300施設で、2009年3月までに約500施設までの拡大を目標としている。

みなべに立ち寄って 観光協会が名古屋でPR(和歌山)

11月18日17時14分配信 紀伊民報

 みなべ町は、阪和自動車道の延伸で観光客が減少しているため、東海地方での知名度を高めようとしている。その第一弾として、みなべ観光協会が12月1日、名古屋市で地元のマスコミ関係者を招いて「みなべの食材試食会」を開く。
 高速道路が便利になり、日帰りの割合が増えている近畿地方に対し、東海地方は宿泊が見込めることなどから、みなべ観光協会は2年前から、名古屋市でのPR活動に力を入れている。しかし、みなべの知名度がまだ低いことから、効率的なPRを図ろうと企画した。
 現地の新聞社、ラジオ・テレビ局の関係者を招待し、梅ごはんなど梅干しを使った家庭料理、イセエビやヒラメなどみなべで捕れる魚介料理、備長炭を利用した食品を振る舞う。観光面のPRとして、南部梅林・岩代大梅林、温泉の紹介ほか、体験型観光として修学旅行の来訪も呼び掛ける。小谷芳正町長もトップセールスを行う。
 観光協会では「みなべの食材の魅力を紹介し、興味をもってもらうことで、観光客の増加につなげたい」と話している。

米子空港:冬の利用客掘り起こし作戦 首都圏の電車に観光ポスターなど /鳥取

11月18日17時3分配信 毎日新聞

 ◇美容院に中京圏旅行誌・パンフ
 米子空港(境港市佐斐神町)の利用客が減少する冬季対策として米子空港ビル(社長、坂口清太郎・米子商工会議所会頭)と同空港利用促進懇話会(会長、同)があの手この手で利用客発掘の取り組みを進めている。
 同社は18日、京浜急行電鉄の電車内に米子市の観光地のPRポスターを張り出し、首都圏からの観光客誘致を目指す。8両編成の京急電車2本を使い、大山、皆生温泉、松葉ガニ、米子水鳥公園の四つの観光の目玉をPRする。期間は1カ月。
 京急羽田空港駅の開業10周年記念として羽田空港と結んでいる米子、岡山、帯広、宮崎など全国10空港と京急が共同展開する「飛行機で行こう 冬の10都市キャンペーン」の一環。初日は京急羽田空港駅でイベントがあり、鬼太郎グッズを乗客にプレゼントする。うたい文句は「全日空便で羽田からアッという間にカニの本場に到着します」。
 一方、利用促進懇話会は米子空港から全日空名古屋便で中京圏を訪れる観光客の増加を狙って米子、境港市の美容院171店に旅行誌などの配布を進めている。ゆったりとした時間を過ごせる美容院で主婦層に旅行プランを練ってもらう試み。
 名古屋便は例年1月の搭乗率が3割台に落ち込むのが悩み。「冬場に太平洋側で楽しむアイデアを伝えたい」という。
 JTBの「るるぶ名古屋09」▽初のキャッシュバックを盛り込んだ同懇話会発行の「家族・グループ旅行応援チラシ」▽東海3県の観光協会が出している観光パンフレットなどを配布している。【小松原弘人】

九重“夢”大吊橋:400万人を突破 埼玉の還暦旅行夫婦に記念品 /大分

11月18日16時2分配信 毎日新聞

 紅葉観賞客などでにぎわう九重町鳴子川渓谷の「九重“夢″大吊橋」は17日、開業後750日で入場者数400万人を突破した。400万人目は今春、埼玉県寄居町役場を定年退職した奈良和正さん(60)、欣子さん(60)夫婦で、定年退職・還暦記念旅行中だった。
 奈良さん夫婦は3泊4日のツアー旅行に参加し、別府から阿蘇に向かう途中。「日本一の大吊橋のニュースを見て、一度行ってみたいと思っていた。くじゅうや震動の滝などロケーションがよく、紅葉も見ごろ。400万人目には驚いたが、今年はめでたさが重なった」と大喜び。坂本和昭町長らはペア温泉無料宿泊券など記念品10種類を贈った。
 入場者は開業(06年10月30日)当初の1年間で230万8107人を記録。フィーバーぶりはやや落ち着いたが、今年4月4日には300万人を超え、3連休中日の今月2日は1万5412人と1日当たり今年最高になった。過去最高は07年11月18日の1万8022人。【楢原義則】

冬の高原彩るイルミネーション 駒ケ根で点灯式

11月18日11時31分配信 中日新聞

 【長野県】冬でも駒ケ根高原を楽しんでもらおうと、発光ダイオード(LED)イルミネーションの点灯が17日、駒ケ根市の菅の台の中央アルプス観光本社周辺で始まった。クリスマスツリーや、今年新たに加えた滝のように流れて見える仕掛けが、見物客を出迎える。

 点灯は、観光客が減る冬に「高原を元気にしよう」と、中央アルプス観光が始めて3年目。今年から市観光協会と温泉事業協同組合も参加。イルミネーションは現在の9基から、駒ケ根ファームス前の道路沿いのドウダンツツジなどにも取り付け、計20基に増やす。

 点灯は毎日午後4時半-10時で、来年1月上旬まで、明かりで彩る。

 (石川尚里)