下呂検定:来年2月に第2回を実施 参加募る /岐阜

12月12日13時1分配信 毎日新聞

 下呂市が、第2回下呂検定(来年2月21日実施)の参加者を募っている。合格者には認定証や記念品を、成績トップの人には下呂温泉ペア宿泊券を、成績優秀者上位5人には下呂の特産品をそれぞれ贈る。
 下呂の魅力を再発見してもらおうと、今年2月に初めて実施し、1泊2日の検定直前合宿者を含む240人が受験した。だが、50問(1問2点)のうち、70点以上の合格者はわずか98人だった。
 今回は、ホテル水明館での直前合宿100人(20歳以上)を含む約300人程度の参加者を想定している。下呂市の温泉、歴史、文化、自然などから四者択一式で出題する。受験料は検定1000円(テキスト代込み)、直前合宿者は1万円(宿泊費・受験料・テキスト代込み)。
 合宿申し込み締め切りは来年1月13日、検定のみの締め切りは同2月6日。問い合わせは下呂市観光課(0576・24・2222)。【奈良正臣】

日光のホテル元経営夫婦財産隠し:元経営者に懲役1年6月を求刑 /栃木

12月12日13時0分配信 毎日新聞

 破産手続きに伴う財産の差し押さえを逃れるため現金を隠したとして、強制執行妨害罪に問われた日光市川治温泉郷の「柏屋ホテル」の元経営者、片山則夫被告(57)=東京都大田区仲池上2=と別居中の妻で無職、徳子被告(47)の第2回公判が11日、宇都宮(井上泰人裁判長)で開かれ、検察側は片山被告に懲役1年6月、徳子被告に同1年を求刑した。判決言い渡しは来年1月22日。検察は論告求刑で、「自己保身ばかり考え自己中心的」と指摘した。
 起訴状などによると、両被告は同ホテル不動産の競売開始が決まった後の05年11~12月、財産の差し押さえを逃れるため、都内の証券会社から払い戻した約5300万円の預け金を、実態のない有限会社や徳子被告名義の口座、貸金庫に計3回に分けて移し隠した。【吉村周平】

大成建設責任者ら書類送検=業過致死傷容疑-渋谷・温泉施設爆発で警視庁

12月12日11時14分配信 時事通信

 東京都渋谷区の温泉施設「シエスパ」で昨年6月、従業員3人が死亡し、5人が重軽傷を負った爆発事故で、警視庁捜査1課と渋谷署は12日、業務上過失致死傷容疑で、施工した大手ゼネコン「大成建設」(新宿区)の角田宜彦・空調設計責任者(50)=世田谷区=と、施設を所有する「ユニマット不動産」(港区)の取締役ら2人を書類送検した。
 捜査1課はガスの危険性への安全対策を怠ったため、「過失の競合」で事故が起きたと判断した。
 同不動産で送検されたのは、保守管理統括者の菅原啓之取締役(46)=中野区=と、保守管理の補佐担当(41)=神奈川県相模原市=で契約締結業務を担当していた。
 調べに対し、3人は容疑を認めているという。
 調べによると、付属施設地下からくみ上げられた源泉は、ガスを分離して本館に供給。分離ガスや、分離できずに源泉漕(そう)に残ったガスは、配管や換気扇で排出する計画だった。しかし、住民から騒音や爆発の危険性への苦情があり、本館から排出するよう配管設計をU字形に変更。結露による水で詰まる危険性があったのに、大成の責任者は説明書などで水抜き作業の必要性や方法を説明しなかった疑い。同不動産の2人もガスの危険性を認識しながら、保守管理契約の際、ガス抜き配管などの点検項目を設けず、検知器を設置するなどしなかった疑い。同課は、一回も水抜き作業をせずに、配管が詰まってガスが逆流したため、機械室に充満して制御盤内のスイッチの火花に引火したとみている。 

[FREESPOT] 栃木県の鬼怒川パークホテルズなど3か所にアクセスポイントを追加

12月12日9時47分配信 RBB TODAY

 フリースポット協議会は、栃木県の鬼怒川パークホテルズなど3か所に設置されたアクセスポイントをあらたに追加した。

 詳細は以下のとおり。

■栃木県
●鬼怒川パークホテルズ
 栃木県日光市鬼怒川温泉大原1409

■東京都
●茶茶 このか
 東京都渋谷区宇田川町12-9 ジュール渋谷4F

■愛知県
●WAVE 小坂井店
 愛知県宝飯郡小坂井町大字宿字小山1-145

キャビア:奥飛騨の新名物に 温泉でチョウザメ養殖 ホテルでは刺し身も人気 /岐阜

12月11日13時1分配信 毎日新聞

 高山市奥飛騨温泉郷新平湯の「奥飛騨ガーデンホテル 焼岳」社長の石田清一さん(56)が、天然温泉を使ったチョウザメの飼育に成功した。水温を14度前後に保った養殖池で、キャビア(卵)を持つ成魚から稚魚まで約1250匹を飼育している。石田さんは「世界三大珍味の一つとされるキャビア料理を奥飛騨の新名物にしたい」と張り切っている。
 かつてアユ養殖を手掛けていた石田さんは今年9月初めから、ホテル近くの高原川沿いにある使わなくなった26面の養殖池(約2ヘクタール)を活用し、チョウザメの飼育に取り組んだ。チョウザメは水温が6度以下になると死んでしまうが、養殖池には近くでわく36度の源泉が流れ込むため、加熱しないでも養殖池の水温は最適になった。
 チョウザメは茨城県つくば市のバルブ会社からキャビアを持つ25年ものの成魚200匹を買い入れ、特製の運搬車と水槽を使って奥飛騨温泉郷に運び込んだ。このバルブ会社は1985年に開かれた国際科学技術博覧会(つくば85)に出展されたロシア館から展示物のチョウザメを買い取っていた。
 さらに、高山市朝日町の建設会社が4年前から育てていた300匹を加え、稚魚も数を増やした。現在では、チョウザメの一部を宿泊客の観賞用としてホテル敷地内の池でも育てている。
 チョウザメが成魚になるのは最低7年かかる。しかし、最初に茨城県から仕入れた成魚からはキャビアが採れる。このため、ホテルのレストランでは、既にキャビアとチョウザメの刺し身などをメニューに入れており、「正真正銘の本物」として人気を集めているという。【奈良正臣】

下呂温泉病院:古田知事、県議会で建て替え方針表明--時期未定 /岐阜

12月11日13時1分配信 毎日新聞

 県は10日、老朽化が進んでいる下呂市幸田の県立下呂温泉病院(山森積雄院長)を建て替える方針を明らかにした。10日の県議会一般質問で古田肇知事が答弁した。
 施設の機能や規模、資金計画など具体的な検討を始め、09年度中に基本計画を取りまとめ、2010年度に基本設計に入る方針。建設費や完成時期は未定。
 同病院は南飛騨地域の中核病院で、07年度からは岐阜大と連携して若手医師を育成する「地域医療研究研修センター」が設置された。現在の本館は1967年の建設で老朽化が進んでおり、耐震強度不足が指摘されていた。【稲垣衆史】

次の一手:天童市の課題/上 観光 客減少に危機感 /山形

12月11日13時0分配信 毎日新聞

 ◇足湯、散策で「癒やし」演出も
 遠藤登市長の辞任に伴う天童市長選は14日告示、21日投開票される。ともに無所属新人で、前県議の海鋒孝志氏(58)と、前会社社長の山本信治氏(61)=自民、公明推薦=の2人が立候補を表明している。選挙戦を前に、市の現状と課題を探った。【林奈緒美】
 天童市の温泉街で店を構える男性店主(56)は、ほこりをかぶった将棋駒のキーホルダーを見て、ため息をついた。「昔は、土産物も飛ぶように売れたんだが……。最近はカランコロンというげたの音もめっきり聞こえなくなった」
 観光の看板・天童温泉。ピークの95年ごろは、花笠の季節ともなれば、ホテルや旅館の駐車場に数十台の大型観光バスが並んだ。昼は果樹園でサクランボ狩り、夜は浴衣姿でスナックやカラオケ。温泉旅館の女将(おかみ)らでつくる「お駒会」の高橋ゆき江会長は「待ってるだけでお客が来る時代だった」と懐かしむ。
 しかし、団体旅行から家族やカップルへと旅の主流が変わり、天童温泉の観光客数は、95年度の130万8000人をピークに激減。06年度は80万7000人にまで落ちた。
 部屋の稼働率を上げようと、6人部屋を2~4人部屋へ改築した旅館もあったが、あまり回復しなかった。13年前に17軒あったホテルや旅館は休業や廃業で13軒に減った。91年に1482あった飲食店などの店舗も04年には1336店舗になった。
 客の求めも変わった。「のんびりしようと思ったのに、温泉が街の真ん中にあるのか」と、市に時折苦情が寄せられる。高橋会長は「以前の団体客と違い、山あり谷あり湯煙ありの癒やしを求める。それに応えるよう街を挙げて取り組まないと衰退する」と危機感をあらわにする。お駒会は、街を散策してもらおうと、街中に茶店を模した赤い傘とベンチの休憩所を置いたり、手作りマップを作ったりと雰囲気つくりに力を入れた。
 今野滋観光物産課長は「観光は景気に左右される。市は十分な補助金を出していると自負している」と話す。しかし高橋会長は「私らだけでできることは限られる。観光はお金になることを、市にはもっと理解してほしい」と、不満を漏らす。
 女将らの要望で、市は07年、温泉街の一角に足湯をオープンさせた。足湯は03年の上山温泉や、01年の銀山温泉に遅れたが、来年1月までに、市内3カ所に作り街の中心部を三角形で結ぶ。観光客は少しでも増やせるだろうか。

冬のボーナス:「厳しい年の瀬」に悲鳴 官公庁、民間軒並みダウン /福島

12月11日13時0分配信 毎日新聞

 ◇過去10年で最低額
 ◇貯金に回す/ローン支払い/旅行は近場で/政府は無策/先行き不安…
 県や大半の市町村で10日、冬のボーナスが支給された。福島経済研究所の試算では、県内の官公庁の支給総額は約463億円と前年比で3・9%減り、民間企業も約1902億円と同比1・8%減。ともに過去10年で最低で、「厳しい年の瀬」となった。世界的な経済減速が県内にも大きな影を落としており、街頭では「どうにもならない」「瀬戸際だ」などと悲鳴が上がった。【まとめ・西嶋正法】
 県は今年度から、期末手当を一律5%削減し、さらに県人事委勧告に基づき0・02月分引き下げた。支給総額は約255億円と昨年を5・51%下回り、3年連続で減少した。平均支給額は、▽一般職員87万27円▽教員93万2716円▽警察官83万8203円。特別職は基準額の報酬がカットされており、前年と同額。佐藤雄平知事は325万円だった。
 同研究所によると、民間のボーナス支給総額は4年連続の減少で、99年比で3割減という。高橋宏幸研究員は「金融不安で県内企業も収益が悪化しており、ボーナス支給月数が減っている。収益環境が好転しない限り、来年以降も減少傾向が続くだろう」と話す。
 ◇電話相談を開設
 また県労連は12日、景気低迷による労働条件の悪化を受け、電話相談窓口「労働相談ホットライン」を設置する。フリーダイヤル(電話0120・378・060)のほか、県内7カ所でも受け付ける。午前10時から午後6時まで(一部を除く)。
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 街頭でサラリーマンらに、今冬のボーナスについて尋ねた=別表参照。支給額は軒並み減少傾向で、ボーナスが打ち切られた人もいた。使い道も、先行き不透明のため貯蓄に回したり、倹約する人が目立っており、年末商戦などにも影響しそうだ。
 政府への不満も大きく、「問題を先送りし続けている。早急に対策を」(いわき市の男性)、「産業界に金を投入するのではなく、個人のローンに補てんしてほしい」(福島市の男性)、「選挙より景気対策だと言っていたのに」(南相馬市の男性)などの声が上がった。
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 ◆街で聞いた「今冬のボーナス」◆
 ((1)ボーナス額(2)昨冬との増減(3)使い道(4)不況に一言)
▽製造業、男性(25)=南相馬市
(1)18万円(手取り)(2)マイナス5万円
(3)温泉やスキー旅行に使っていたが、今年は近場で済ませる。来夏にボーナスが出るか不安なので、残りは貯金する。
(4)首相が変わり景気対策だと言っていたのに、政府は何もしていない。いつか仕事を失うのではと不安。公務員がうらやましい
▽美容師、女性(28)=福島市
(1)ゼロの見込み(2)マイナス10万円
(3)昨年はカードの支払い。今年もカード払いに使う予定だったのに
(4)ヘアカットは生活に必需でなく、不況のあおりで客足が減り困っている。物価も高くなっており、消費税を上げないでほしい
▽金融業、男性(31)=福島市
(1)68万円(額面)(2)マイナス1万円
(3)将来の人生設計のため貯金する
(4)不景気や業界の再編で業績が上がらず、ボーナスが下がるのは仕方がない
▽会社員、男性(43)=福島市
(1)60万円(額面)(2)マイナス60万円
(3)昨年と同様、車のローンなどに使い 切る予定
(4)政府は一般国民の暮らしを楽にする政策をとってほしい。一家で4万円余の定額給付金をもらっても、どうにもならない
▽サービス業、男性(48)=いわき市
(1)25万円(手取り)(2)マイナス18万円
(3)例年、家族の生命保険料を一括払いしていたが、今年は持ち出し
(4)年末に来て、売り上げが昨年より2割減。政府が早急に対策を打ち出さないと会社の先行きが危ない。企業は瀬戸際に立っている
▽電機製造会社員、男性(49)=西郷村
(1)72万円(額面)(2)マイナス3万円
(3)子供の教育費を確保する。嗜好(し こう)品は買わない
(4)消費マインドが冷え込み、クリスマス商戦も苦しそう。政府の対応にスピード感がない。まず、お金持ちがお金を使ってほしい
▽金融関係団体職員、男性(50)=郡山市
(1)92万円(額面)(2)据え置き
(3)住宅ローン以外は、生活費の補てんのため貯蓄に回す
(4)取引先で設備投資など融資需要が少なくなっており、先行き不安だ

新春ぐるっと信州ときめき号が発車 長野

12月11日8時3分配信 産経新聞

 新春の信州を豪華列車でぐるっと一周しませんか-。JR東日本長野支社としなの鉄道は、1月10日に運行する「新春ぐるっと信州ときめき号」の参加者を募集している。

 ジョイフルトレインの「いろどり(彩)」を使用し、小諸駅を午前7時19分に出発し、しなの鉄道の主要駅に停車後、長野駅を同8時37分に発車。篠ノ井線、中央線を経由し、下諏訪駅では諏訪大社の秋宮を参拝。下諏訪温泉で入浴と昼食を行い、小海線で貸し切り列車に乗り換えて雪化粧した八ケ岳の車窓を楽しむ。しなの鉄道とJRの停車駅からの乗車が可能で大人8000円、子供6300円(昼食付き)。

 問い合わせはJR主要駅かびゅうプラザ、しなの鉄道営業課(電)0268・27・4733。

冬の兵庫 来てネ 兵庫をアピール 東京

12月11日8時3分配信 産経新聞

 兵庫県大型観光交流キャンペーン推進協議会のキャラバンが10日、産経新聞社を訪れ、有馬温泉や淡路島観光をPRした。

 淡路島はフグの季節も迎え、灘黒岩水仙郷(南あわじ市)では12月下旬から約500万本のスイセンが見ごろとなる。クイーン淡路の幸亜惟(さいわいあい)さん(23)は「洲本市の弁天祭りなどよい伝統が残っています」とPR、同じく佐々木里紗さん(25)も「淡路から見る神戸の夜景はきれい」と笑顔を見せた。