国道136号陥没:1年5カ月ぶり復旧し全面開通--伊豆市土肥新田の現場 /静岡

12月21日12時1分配信 毎日新聞

 地滑りで道路が陥没し仮橋での片側交互通行を余儀なくされていた伊豆市土肥新田の国道136号の復旧工事が完了し20日、1年5カ月ぶりに全面開通した。同市中心部と土肥温泉や西伊豆町、松崎町を結ぶ幹線道路で、地滑りで昨年7月に41メートルにわたって陥没。県は仮橋での片側交互通行を確保して全面復旧を急いできた。
 この日は現地で地元市町と観光協会が復旧記念式典を開き、テープカットで祝った。伊豆市観光協会の小森泰信会長は「全面復旧で地域のさらなる発展を目指したい」とあいさつ。菊地豊市長は「年末年始、1月下旬の土肥桜の開花に間に合った。今度は我々が頑張る番です」と述べた。復旧工事には約3億8000万円かかったという。【安味伸一】

しだれ柳の花餅飾り:テンコーさんら100人が手作り--下呂温泉 /岐阜

12月21日12時1分配信 毎日新聞

 しだれ柳の花餅飾りで観光客を迎えようと、下呂市の下呂温泉旅館協同組合(滝多賀男組合長)が20日、旅館関係者や宿泊客らと花餅づくりをした。会場の旅館会館には、下呂温泉親善大使の女性マジシャン、プリンセス・テンコー(引田天功)さんも駆けつけた。
 しだれ柳花餅は、稲穂が垂れる姿に似ており、豊作を表現する縁起ものだ。花餅は一般的に、木株の小枝などで作るのが一般的だか、旅館組合は独特の花餅を温泉街に飾ろうと、5年前から花餅飾り用の柳約150本を育てている。
 花餅づくりには旅館関係者や宿泊客、一般市民ら約100人が参加。柳の小枝約500本に紅白に染めた餅を結びつけ、竹筒に立て掛けて思い思いの飾りを完成させた。
 また、下呂温泉ではテンコーさんを迎えてさまざまなイベントが繰り広げられた。下呂温泉合掌村では、冬至の21日を前に名物の足湯にユズを入れてサービスした。【奈良正臣】

「海と温泉 強み発揮」 北関東道 知事出席し開通式

12月21日8時1分配信 産経新聞

 北関東道の桜川筑西-真岡インターチェンジ(IC)間が開通し、20日午後3時から供用が始まった。これに先立ち、現地で開通式典が行われ、初めて高速道でつながった茨城、栃木両県の知事や両県選出の国会議員、周辺の市長らが開通を祝った。

 式典は、桜川市の大政山トンネル付近の道路上でテープカットを行った後、栃木県の真岡ICに向けて開通パレードを行った。

 その後、栃木県二宮町に場所を移して行われた開通式で、茨城県の橋本昌知事は「北関東道の開通で茨城のポテンシャルが発揮できる条件がそろいつつある。将来に向けて、有効に活用していきたい」。栃木県の福田富一知事も「海は茨城に、温泉は栃木にとなるよう心から願っている」と話した。

 今回の開通で、茨城県庁(水戸市)から栃木県庁(宇都宮市)までの移動距離は9キロ短縮。移動時間も30分短縮されて約90分となる。

[新製品]お風呂や雪山でも使える! 第4世代iPod nano専用防水スピーカー

12月22日18時6分配信 RBB TODAY

 フォーカルポイントコンピュータは、海などの水場で使えるiPod nano用防水スピーカー「AquaTune nano」の新シリーズとして、第4世代iPod nano専用の「AquaTune nano 4G」を発表。1月下旬に発売する。同社直販サイトでの価格は10,800円。

 同製品は、雪山や海などのアウトドアで1年を通じて使用することができる第4世代iPod nano専用の防水スピーカー。ポリカーボネートのボディと内部のOリング、開閉ラッチによる密閉型デザインを採用し、保護等級IP671 に準拠した設計。水滴、塵、汚れ、砂などの侵入を防ぐという。また、砂浜などで音楽を楽しんだ後に本体をそのまま水洗いすることも可能だ。

 操作部分には特殊シリコンゴムが付いており、水滴や汚れ、傷などを防ぎながら、クリックホイールによるiPod nanoの再生や停止、ボリューム調整などの操作を行うことができる。また、本体前面の電源ボタンは電源ON時にブルーLEDが点灯することで動作状態の確認が可能。電池残量が少なくなると赤色LEDが点灯する。

 防水キャップ付きのオーディオポートが搭載されており、イヤホンを接続して音楽やムービーを楽しむことも可能。また、側面には収納式のクリアスタンドが付いており、テーブルなどに立てかけて使用することもできる。そのほか、ポリカーボネート素材のボディと内部の衝撃軽減機構、底部のエッジに付けられたソフトシリコンバンパーにより、保護ケースとしての役割も果たしている。

 ドライバーは径33mmネオジウム。最大出力は1W×2。周波数帯域は200~18,000Hz。バッテリは単4形乾電池(アルカリ乾電池推奨)×3。再生可能時間は最大約18時間。接続は3.5mmステレオミニ。本体サイズは幅217×高さ73×奥行き34mm。重さは260g。ハンドストラップなどが付属する。

 なお、iPodやMP3プレーヤーで使用できる「Aqua Tume V2」も第4世代iPod nano対応のスペーサーパッドを新たに付属し発売した。同社直販サイトでの価格は15,800円。

豊前温泉:ユズの香り、ほんわか 心と体温かく--「天狗の湯」 /福岡

12月22日13時1分配信 毎日新聞

 二十四節季の一つ冬至の21日、豊前市八屋の豊前温泉「天狗(てんぐ)の湯」では男女それぞれの露天風呂が「ユズ湯」に様変わり。入湯者の心を体を温めた。
 この日はユズ100個を準備。湯船の周りはユズのさわやかな香りで包まれた。友人ら5人と訪れたという同市千束の鎌田九州男さん(66)は「香りがよくてとても気持ちよかった」と笑顔で話していた。【出来祥寿】
〔京築版〕

不景気…疲れ癒やして 神戸サウナ&スパでゆず湯

12月22日8時1分配信 産経新聞

 「冬至」の21日、入浴やマッサージなどが利用できる大型温泉施設「神戸サウナ&スパ」(神戸市中央区)で、露天風呂などに計約1000個のゆずが浮かべられ、休日を利用した家族連れなどが季節感あふれるゆず湯を堪能した。ゆず湯は店の男性用露天風呂と女性用屋内風呂の2カ所で利用できる。23日まで。

 同店では、朝10時ごろからスタッフ2人で段ボール箱に入ったゆず約1000個を、次々と風呂に入れていった。日本では昔から冬至の日にゆず湯に入ると風邪をひきにくくなるとされ、血液の流れをよくする効果があるともいわれる。

 スタッフがゆずを入れ終えると、早速お湯につかっていた同市中央区の会社員、大谷茂さん(44)も「ゆず湯なんて最近の家ではやることもないし、とてもいい気持ち」とご満悦の様子。

 同店マネジャーの稲葉谷潤さん(33)は「不景気のなか、がんばっているサラリーマンの方々に、少しでもこのお湯につかって疲れを癒やしてもらえれば」と話した。

スッポンポンで堂々と入る 若い女性の当世「混浴事情」

12月21日17時25分配信 J-CASTニュース

 「混浴」に乗り込んでくるのは、おばちゃんかお年寄り、というイメージがあるが、最近は事情が変わってきていて、若い女性が堂々と入る姿が目撃されている。それも、「ゆあみ着」など着けずに、裸のままが多いそうだ。そのせいか、居心地が悪いと嘆く男性さえいる。混浴で戸惑うのは今や男性の方らしい。

■ゆあみ着を着て入るのは、中高年の女性がほとんど

 「混浴」が若い女性に人気だという情報がこのところ増えている。しかし一方で、巨大掲示板「2ちゃんねる」では、

  「嘘だと思うけどなあ…唯一会った事があるのが、50前後のおばちゃん達」

  「混浴に行ってもお年寄りしかいない」

などと疑問視する声が上がっている。

 そこで、J-CASTニュースが、混浴を設けている、いくつかの温泉に聞いてみた。

 十和田八幡平国立公園の北部に位置する一軒家宿の酸ヶ湯温泉旅館(青森市)は、総ヒバ造りの「千人風呂」と呼ばれる内湯で有名だ。混浴で、160畳もの浴室には5つの浴槽があり、300人が入れる。神経痛、リウマチなどに効くと言われ、地元の人のほか、ゴールデンウィークやねぶた祭りの時期には多くの観光客で賑わい、ピーク時は1日に約1000人が入湯する。旅館の従業員は「若い女性の利用は、昔よりも増えている」という。

 浴槽へのタオルの持ち込みは禁止されているが、着たまま入れる「ゆあみ着」を売っている。

  「ゆあみ着を着て入るのは、中高年の女性がほとんどです。今の若い女性は堂々と裸で入りますよ。お湯が白濁しているので、いったん入ってしまえば抵抗感がないのでしょう」

 出入りの際は裸をさらさなければならないが、「それは平気」という女性は結構多いようだ。

 「日本一の総檜大浴場」とPRする千人風呂があるのは、千人風呂金谷旅館(静岡県下田市)だ。弱アルカリ性、無色透明の温泉で、女性専用の木造風呂、男女別の露天風呂もあるが、泳げるほど広い混浴の千人風呂が人気だ。ここでも、

  「年配の女性もいますが、若い女性の方が混浴を利用しています」

と明かす。

■「女子大生が大挙して入ってきて非常に出づらかった」

 「日本で唯一本物のさるのこしかけ湯が楽しめる」と謳う万座温泉湯の花旅館(群馬県吾妻郡)。青味がかった乳白色をした露天風呂は混浴で、「せっかく一緒に来たのだから」と夫婦やカップルが利用する。北温泉(栃木県那須郡)も混浴風呂があり、若いカップルがよく入っているという。

 一方、蟹場温泉(秋田県仙北市)には宿から50メートルほど離れた原生林の中に混浴の露天風呂がある。「平日は中高年が多いですが、連休になると若い女性客が増えます」。女性専用となる時間帯を設けているが、混浴の方が人気が高いという。

 山奥にある「秘湯」は混浴であることが多い。川原毛大湯滝(かわらげおおゆたき、秋田県湯沢市)は、上流の湧出地から温水が流れる滝壺状の温泉(野湯)だ。湯沢市商工観光課の職員は、「先日、若いカップルで入っているのを見かけました」と明かす。

 ヤフー知恵袋の「混浴」についてのQ&Aには、

  「混浴好きですよ。同じ湯船に浸かっている紳士的な男性達とお話することもあります」

という女性のコメントが書き込まれている。この女性にとって、温泉は「男女という垣根を越えて、同じ湯を楽しむ。リラックスしながら世間話を楽しむ」場で、裸を性的に意識する方がおかしいという。

 また2ちゃんねるには、若い女性が堂々と入っていることに戸惑う男性の書き込みもある。

  「田舎の混浴風呂に夜中に入っていると女子大生が大挙して入ってきて非常に出づらかった」

 また、一人で入っていたという男性は、

  「『なんでこいつは一人で混浴に入っているんだ?』みたいな目で見られたから、それ以来行ってません」

と嘆く。中には「男性専用湯」を作って欲しい、という意見さえみられた。

ユズ湯:体ぽかぽか 笛吹の温泉施設でサービス /山梨

12月21日13時1分配信 毎日新聞

 22日の冬至を前に、笛吹市御坂町成田の温泉施設「みさかの湯」で、ユズ湯のサービスが行われている。血行を促進し風邪の予防に効果もあると言われ、20日は大勢の利用客でにぎわった。22日まで。
 ユズは増穂町穂積地区産で、19~22日の4日間で計1400個を使用。露天風呂では、利用客がさわやかな香りの中で冷えた体を温めていた。北杜市武川町柳沢、会社員、卯月喜久江さん(56)は「体のしんから温まります」と満足そうだった。問い合わせはみさかの湯(電話055・261・6166)。【曹美河】

ユズ足湯でぽっかぽか 下呂温泉合掌村、冬至のきょうも

12月21日11時27分配信 中日新聞

 下呂市森の下呂温泉合掌村にある「合掌の足湯」に20日、黄色いユズ50個が浮かべられ、訪れた観光客らが温かみのある色と香りを満喫した。
 天然温泉の足湯を新設した5年前から、ゆず湯の風習がある冬至に合わせて、毎年続けている。この日は、朝の冷え込みが厳しく、入場者が次々に立ち寄っては、靴と靴下を脱いで足を浸していた。
 父母と子ども3人と一緒に訪れた富山市の近藤由紀子さん(43)は「家では風呂にユズを1個入れるくらい。これだけ入っていると、香りも違うし、本当に気持ちいい」と表情を緩ませていた。
 ゆず足湯は、冬至の21日も実施する。村内の合掌茶屋では、利用者にカボチャの煮物をサービスする。
 (福本雅則)

歳末点描’08:ユズ湯の香り満喫 「冬至」で県内の銭湯 /鹿児島

12月22日15時1分配信 毎日新聞

 「冬至」の21日、県内の銭湯の多くで湯船にユズが浮かべられ、甘酸っぱい香りが立ち込める中、利用者たちは体を温めた。
 鹿児島市東開町の「いろはの湯」では、露天風呂にユズとボンタンが浮かべられた=写真。23日まで行う予定で、ユズ150キロ、ボンタン150個を用意。入浴中の人たちは「香りがいいね」「冬が来たと実感する」と、季節の香りを満喫していた。
 前薗義秀店長(42)は「ユズ湯に入れば1年間風邪をひかないと言われている。ぜひ入ってもらって、一年間健やかに過ごしてもらいたい」と話した。【川島紘一】