朝酒をして朝風呂に…酒気帯び運転で事故 熊谷

1月9日13時50分配信 産経新聞

 埼玉県警熊谷署は9日、自動車運転過失傷害と道交法違反(酒気帯び運転)の現行犯で、熊谷市大原のアルバイト、芦田勝容疑者(55)を逮捕した。

 調べでは、芦田容疑者は9日午前8時50分ごろ、熊谷市広瀬の市道で酒を飲んで軽乗用車を運転。対向車線にはみ出して乗用車と衝突し、乗用車の後部座席に乗っていた女性(73)の首に軽傷を負わせた。

 芦田容疑者からは呼気1リットル当たり0.45ミリグラムのアルコールが検出された。午前6時ごろから自宅で酒を飲んだ後、スーパー銭湯に行く途中だったという。

大衆の利用施設を全面禁煙に、法改正推進

1月9日10時6分配信 YONHAP NEWS

【ソウル8日聯合ニュース】保健福祉家族部は8日、公衆利用施設全体を禁煙区域に指定するため、国民健康増進法を改正する計画を明らかにした。
 現行の国民健康増進法では、公衆利用施設全体を禁煙区域に指定するか、施設内に喫煙区域を別途に設けることができるが、同法が改正されれば総面積1000平方メートル以上のオフィスビル、工場、多目的ビル、学院などから喫煙区域をすべて撤去しなければならない。例えば大型ビルに入居する飲食店の場合、現在はビルのオーナーや管理者の許可を得れば喫煙施設にできるが、法改正後は禁煙区域になる。

 このほか、単独で建物を使用する場合でも▼面積150平方メートル以上の飲食店▼野球場、サッカー場、近隣体育公園など1000人以上を収容できる体育施設▼ホテルなど観光宿泊施設▼空港、鉄道駅、旅客埠頭(ふとう)、バスターミナル、プラットホーム▼銭湯、インターネットカフェ、漫画喫茶▼300席以上の劇場▼地下商店街――などでの喫煙も禁止される。これは事実上、住居用を除く大半の建物内はもちろん、多くの人が集まる室外の公共の場でも喫煙を禁じることになるため、今後の推進過程で議論を呼びそうだ。

 保健福祉家族部は2020年までに喫煙率を20%に下げるという目標の下、こうした方策を2005年4月末からまとめてきた禁煙総合対策に盛り込んでいる。今後は官庁協議や公聴会などを経て年内に総合対策を確定する計画だが、経済関連官庁やたばこメーカー、流通業界の強い反対が予想される。

皆生温泉:「美肌の湯」利用の化粧水、看板娘は「ねこ娘」 旅館組合が開発 /鳥取

1月8日17時1分配信 毎日新聞

 「美肌の湯」として名高い米子市・皆生温泉の湯を利用した化粧水「ねこ娘ミスト」=写真=が発売され、話題になっている。皆生温泉旅館組合(柴野憲史組合長)が開発し、組合の関連会社が販売。皆生温泉の旅館や土産店、観光施設などのほか、ねこ娘の“故郷”の水木しげるロード(境港市)でも売っている。
 皆生温泉の湯は、マグネシウムや硫酸塩、メタケイ酸といった“美肌成分”を豊富に含み、肌をつるつるにして潤いを与えると評判が高い。化粧水は源水を利用。不純物を取り除いて、霧吹き式の容器に入れた。防腐剤などの添加物は入っていない。80グラム入り、1260円。容器には温泉につかるねこ娘が描かれている。観光客には「映画でねこ娘を演じた田中麗奈さんみたいになれるかも」と話題になっているという。問い合わせは同組合(0859・34・2888)へ。【大川泰弘】

日本酒:スッキリ辛口「海にふる雪」、オリジナル仕込み--鳥取・米子 /島根

1月8日17時1分配信 毎日新聞

 鳥取県米子市の皆生温泉街で観光客に提供するオリジナル日本酒の仕込み作業が6日、同市道笑町2の益尾酒造(三宅清一社長)であった。温泉街の魅力アップにと皆生温泉旅館組合青年部(岩崎康朗部長)が企画。2月10日ごろには濁り酒「皆生温泉・海にふる雪」の銘柄で定発売する。
 酒米は、同青年部や伯耆町福岡3区、同社が県などの支援を受けて5月に伯耆町で田植えをし、9月に収穫したもの。この日の仕込み作業には青年部員6人が参加。50%に精米した酒米「五百万石」約300キロを蒸し、冷やした後、杜氏(とうじ)の指導を受けながら酵母と水が入った発酵タンクに投入していった。室温5度前後で発酵を促すという。
 「海にふる雪」はすっきりした辛口。値段は500ミリリットル瓶が2100円。限定1000本作る。同組合加盟の旅館やホテルで提供、販売する。
 同青年部員の柴野裕美子さん(27)は「皆生温泉に来ていただければ心を込めたおいしい酒が味わえます」とPRしている。【小松原弘人】

七草がゆ:地産地消でよい年に 旅館でイベント--佐賀・富士町 /佐賀

1月8日16時1分配信 毎日新聞

 1月7日に食べると邪気を払い、その年は病気にならないとの言い伝えがある「七草がゆ」と温泉を楽しむイベントが7日、佐賀市富士町の古湯・熊の川温泉であり、13の旅館が、事前に予約のあった約200人をもてなした=写真。
 古湯の「大和屋」には家族連れなど約40人が来館。富士町産の米を使った七草がゆをメーンに、有明のりの酢の物、唐津で水揚げされたサワラの焼き物、カボスのデザートなど、地産地消にこだわった料理が出された。
 3人の子供と訪れた有田町赤絵町の主婦、蒲原洋美さん(36)は「さっぱりしておいしかった」と満足していた。【関谷俊介】

阪神梅田駅で「えべっさん」PRイベント-琴やえびす舞の披露も

1月8日12時15分配信 梅田経済新聞

 阪神電気鉄道(大阪市福島区)は1月6日、阪神梅田駅東改札口前で1月9日から11日まで西宮神社で行われる「十日えびす」のPRイベントを行った。

 西宮神社は、全国で約3,500ある「えびす神社」の総本社。商売繁盛を祈願する祭り「十日えびす」では、毎年約800軒の吉兆店や露店が並び、3日間で100万人を超える人出でにぎわう。前日の8日には約300キロの大マグロが奉納され、9日には有馬温泉の芸妓が湯もみを行い金泉を奉納する「有馬温泉献湯式」が行われる。10日は6時に開門し、参拝者が本殿まで走り参りをして到着順に3人までを福男に認定する「開門神事福男選び」が行われる。

 PRイベントでは、琴の演奏や淡路人形座による「えびす舞」を披露した。「えびす舞」は、人形浄瑠璃の源流となるもので、3人の黒子が操る。「十日えびすの開催を祝してもう一杯」「景気がようなってえびす顔で毎日暮らせるようにもう一杯」など、えびす様が人々の願い事や商売繁盛を肴に酒を飲み酔っ払い、漁に出て大きな鯛を釣る縁起のいいストーリー。酒を飲む理由となる願い事をいう場面や鯛を釣り上げる場面では拍手や笑いが起こった。

 その後、西宮神社の巫女(みこ)が駅長に、「えべっさん」をデザインした電車のヘッドマークを贈呈。11日までこのヘッドマークを掲げた23列車が運行されるという。「皆さまを安全にお運びください」と特製大型熊手も手渡され、駅長は「安全運転に努めます」と宣言した。

 イベント終了後、非売品の阪神タイガースオリジナル熊手と升が先着300人に配られた。

ハンセン病 差別体験など製本に 大学教授ら聞き取り作業

1月7日18時36分配信 毎日新聞

 群馬県草津町の国立ハンセン病療養所「栗生(くりう)楽泉園」で、高齢化が進む入所者の受けた差別などの体験を聞き取る作業を大学教授らが行っている。年度内に50人分を編集し、証言集として製本する予定だ。入所者は「どのように差別され、人権が踏みにじられてきたのかを伝えたい」と期待している。

 「草津温泉で湯治した帰りに、トラックが迎えに来て生まれたばかりの子供と一緒に入所したの」。園の一室で入所者の女性(89)が強制的に収容された経緯を振り返る。

 製本のきっかけは入園者の要望。要望を受けた群馬県が今年度予算に500万円を計上した。聞き取りは、01年のハンセン病国家賠償訴訟の元患者側勝訴を契機に発足した国の検証会で聞き取り調査を行った埼玉大教養学部の福岡安則教授(社会学)に依頼した。

 「隔離された人々は、置かれた立場の中で懸命に生きてきた。その姿を知ってもらうことこそが、差別や偏見の打破につながる」と話す福岡教授は国の聞き取り調査を基礎に、製本へ向け8月から補足の聞き取りを始めた。出生から発症、入所して現在に至るまでの入所者の話を録音。福岡教授は分かりにくいなど気になった部分を質問する。

 現在163人の入所者の平均年齢は80歳を超える。証言集は50人を収録する予定だが、このうち16人は既に亡くなった。入所者で構成する自治会の藤田三四郎会長(82)は「私たちに残された時間は少ない。生きた記録を形として残し、後世に伝えたい」と話している。【伊澤拓也】

ホテルで全裸の女性遺体、事件と事故で捜査

 東京・渋谷区円山町にあるホテルの一室で8日午後、40歳代くらいの女性が、風呂場で全裸で死亡しているのが見つかった。

 8日午後3時52分、ホテルの関係者から「205号室で女性が風呂で倒れている」との110番通報があった。警察が駆けつけたところ、40歳代くらいの女性が風呂場の水に全裸で浮いており、その後、死亡が確認された。

 一緒に部屋にいた男は、8日昼ごろにホテルを出たという。女性に目立った外傷はなかったということで、警視庁は事件と事故の両面で調べを進めている。

 現場は渋谷駅から約800メートル離れたホテルが立ち並ぶ地域。

[8日17時53分更新]

NNN24

ホテル壮観も温泉掘削開始 松島

1月8日11時56分配信 河北新報

 宮城県松島町磯崎の「ホテル壮観」は7日、同ホテル内で温泉の掘削を始めた。早ければ8月にも温泉の営業を始め、温泉を柱に集客力向上を目指す。

 松島では昨年、初めて加温なしで利用できる温泉掘削に2カ所で成功。ホテル4館で温泉の提供を始め、宿泊客を増やしている。

 壮観を経営するスーパー・不動産のマルエイグループ(千葉県市原市)は今後、温泉掘削を含め、約3億円を投資。海が見える露天風呂や物産コーナー、パークゴルフ場などを整備する予定。

 ホテル壮観は1983年開業。客室133で589人を収容する松島有数の大規模ホテル。マルエイは2007年1月に取得した。運営を委託していた会社の資金繰り悪化で、同11月に委託を解消。昨年2月から直営で再生に乗り出した。

 マルエイの椎奈孝社長は「温泉の効果で高齢者のリピーターを増やしたい」と語る。

 昨年12月に始めた低料金宿泊コースは好調で、峯岸輝雄総支配人は「価値あるものを納得できる価格で提供し、ホテル界の『ユニクロ』を目指したい」と話している。

<別府温泉>風呂と美容で禁煙! 女性向けツアーを実験

1月8日11時50分配信 毎日新聞

 湯煙でケムリとさよなら--。JTBヘルスツーリズム研究所(東京)は女性を対象とした1泊2日の禁煙ツアーを29、30日、大分県別府市内の温泉ホテルで実験的に開く。砂湯・蒸し湯など温泉ざんまいでリラックスし、肌にいいとされる食事を取り、美容意識から禁煙に導こうというもの。効果が実証されれば、新年度からJTBの企業向け商品として売り出す方針だ。【梅山崇】

 同研究所によると、禁煙自体を目的にしたツアーは先例があるが、温泉と禁煙を結びつけたものは初めて。社内を全面禁煙化する事業所も増えており、企業向けの商品として成立し得るとも判断したという。

 両日とも、自身も元喫煙者で「禁煙マラソン」を提唱する高橋裕子・奈良女子大大学院教授らが、肌を美しく保つコツや禁煙パッチの張り方を伝授。後は温泉に入ったり、エステを受けるなど自由に過ごす。たばこをやめられない悩みを持つ人同士で、好きに語らってもらうという。ツアー後も、禁煙マラソンのスタッフがメールなどで指導する。

 受け入れるホテルニューツルタの鶴田浩一郎社長も「温泉と健康をキーワードに、誘客の新たな武器になるのでは。お肌に良い料理でもてなしたい」と期待している。

 現地集合で参加費7980~9800円。定員は16人。申し込みは9日までに同研究所(03・5403・7836)へ。ツアーの効果を検証するため、禁煙のサポートだけを受ける人も同数募集する。禁煙パッチの購入費支給などの特典がある。

 同研究所の高橋伸佳副所長は「効果が実証できれば『男磨き』『ホノルルマラソン走破術』などのキーワードを考え、禁煙ツアーを男性にも広げたい」と話している。