小倉優子 つるの剛士は「もう理想の男性じゃない」

タレントの小倉優子(25)が、「理想の男性」と考えていたつるの剛士(34)に対して幻滅してしまったことを自身のブログで報告している。

 最近は韓国ドラマ『冬のソナタ』のDVDをレンタルし、お風呂で観ることにはまっているということをブログで綴っている小倉優子。この日は、『さんまのSUPERからくりTV』(TBS系)の企画「サザエオールスターズ」出演者やスタッフらと共に、『冬のソナタ』にまつわるトークで大いに盛り上がったのだそうだ。

 しかし、最終話まで見終わっていない小倉が「優子は見終わってないから、続きが楽しみ」「言わないで」などと叫んだのにもかかわらず、つるのらがストーリーのあらすじと結末を語り始めてしまった。その結果、小倉は楽しみにしていたドラマの結末を知らされる羽目になってしまったのだという。

 このことを振り返った小倉は「理想の男性はつるのさんと思ってたけど、今日から変えることにしたよ(笑)」という感想を持ったのだそうだ。

セクハラ:女子学生に 准教授を停職1カ月--静岡大 /静岡

静岡大は22日、40代の男性准教授を停職1カ月の懲戒処分にしたと発表した。処分した理由として、指導する大学院の研究室の女子学生にセクシュアル・ハラスメント(性的嫌がらせ)をしたと説明した。興直孝学長は「国立大教員の自覚と責任感に欠けるもので、深くおわびする」とのコメントを出した。

 静岡大によると、准教授は06年12月、研究室の学生と茨城県の研究施設を訪れた際、パソコンに向かっていた女子学生の頭をなでたという。07年1月にも、この女子学生のほか、男子学生2人と同じ施設を訪問。宿泊施設での飲み会後の深夜、1人で浴室に向かった女子学生の後をつけ、脱衣所に入ったという。女子学生が08年9月、学部長に相談した。

 大学側の聞き取りに対し、准教授は「頭をなでたことはセクハラと思っていない。脱衣所にはふざけて入った。軽率だった」と話しているという。

 一方、静岡大は、女子学生が訴えてから准教授を処分するまで1年以上かかった点について「慎重な調査が必要で、遅いとは思っていない」と説明した。静岡大によると、00年以降、セクハラで懲戒処分を受けた教員は、今回を含めて計5人になるという。【山田毅】

焦点 児童虐待最悪ペース 相談半年で581件

しつけ口実 発覚遅れ 「周囲は積極関与を」
 県内の児童相談所が児童虐待について相談を受けた件数が、今年4~9月で581件に上り、過去最悪のペースで増えていることが、県こども家庭室のまとめでわかった。過去最多だった昨年度は年間872件で、今年度は初めて1000件を超す勢い。実態はもっと多いとみられ、同室は「子供の変化に気づいたらすぐに関係機関に伝えてほしい」と呼びかけている。(星聡)

 ■「身体」最多218件

 同室のまとめによると、581件のうち、暴力など身体的虐待が218件(37・5%)、厳しい言葉で責め立てるなどの心理的虐待が143件(24・6%)、食事を与えなかったり無視したりするなどのネグレクト(育児放棄)が186件(32・0%)、性的虐待も34件(5・8%)あった。

 虐待を行った者は、実母が352人(60・5%)。実父が135人(23・2%)、実父以外の父が45人(7・7%)だった。

 県警少年課によると、児童虐待関連で今年摘発されたのは9人。うち傷害が5人で、性的暴行も1人だった。虐待は「家庭内のしつけ」などの口実で表面化しないケースが多く、表面化した時にはすでに深刻化して子供の生命にかかわる危険な場合も少なくない。捜査当局が刑事事件として立件し、強制的に調べて初めて虐待の実態や虐待が始まった経緯などが明らかになることもあり、問題への対処の難しさを示している。

  ■最悪の結末

 今年7月、静岡市駿河区の民家で長女花恋ちゃん(当時2歳)に暴行を加えたとして、傷害容疑で逮捕、起訴された増田安祐美被告(22)の場合、同居していた水元隆博被告(32)(傷害、重過失致死罪で起訴)と共謀するなどして花恋ちゃんの腹を殴ったり突き飛ばしたりしていたとされる。

 静岡地裁での公判で検察側が明らかにした供述調書などによると、増田被告は仕事があり、花恋ちゃんの面倒は主に増田被告の両親や妹がみていた。退職して7月から水元被告と同居を始めたのをきっかけに花恋ちゃんを引き取り、2人で育て始めたが、「なつかず、言うことをきかない」と悩み、さらに水元被告と口論が続いて、花恋ちゃんに暴力を振るうようになった。

 その後水元被告も暴行に加わり、7月23日深夜、水元被告が風呂場に5分間花恋ちゃんを放置。花恋ちゃんは浴槽で水死した。7月に入り、増田被告の家族が何度か接触を試みたがほとんど会えず、家族が児童相談所に相談して様子を見ていた直後の事件だった。

 関西学院大の才村純教授(児童福祉論)は、「虐待が増えているのは、核家族や母子家庭の増加で親が孤立しているのが大きな要因。虐待に走る前に、周囲がおせっかいと思われるくらい積極的にかかわることが必要で、親も受け入れる努力が必要だ」と話している。

(2009年10月21日 読売新聞)

いい湯で甘く「あおし柿」/さつま町・紫尾温泉

さつま町紫尾の紫尾区営温泉で、柿の渋抜きが本番を迎え、秋の深まりを告げている。露天風呂に一晩つかった渋柿は甘さをまとった「あおし柿」として人気。渋抜きは11月いっぱい続く。
 作業は午後5時半ごろ始まり、16日は今年最多の約400キロが温泉にひたった。住民らが三々五々持ち込んだ柿を、管理人の上之原純夫さん(56)が専用の浴槽につけこんでいく。夏場の少雨の影響か、「数は豊富だが実は小ぶり」という。
 柿は38度ほどの湯に13時間程度つかると甘く変身する。県内外に常連客もいて、今月下旬が作業のピーク。
 渋柿の入湯料は10キロ400円。温泉隣のふれあい館では土産用あおし柿を販売している。同館=0996(59)8975。

家族介護者交流会:17人が参加--釜石 /岩手

家庭で介護に追われる人にリフレッシュしてもらう釜石市の家族介護者交流会が14日、市内のホテルであった。妻や夫などを介護している67~84歳の17人が参加し、互いの苦労を語り合い、風呂や食事で日ごろの疲れを癒やした。

 要介護度2以上の人を家庭で介護している65歳以上を対象に、同市が今年度から始めた。保健師を交えて日ごろの介護の悩みを語り合った後、入浴で疲れを取り海鮮料理に舌鼓を打った。参加者中4人については希望により、留守の間、家庭にヘルパーを派遣した。

 参加料は500円だが、経費には定額給付金で市民から寄せられた寄付の一部を充てた。野田武則市長も駆け付け、介護の労をねぎらった。参加者らは「とてもありがたい」と感謝していた。市は今年度あと2回を予定している。問い合わせは市役所高齢介護福祉課(電話0193・22・2111)。【鬼山親芳】

カピバラ飼育法に大賞…露天風呂設置のバイオパーク

西海市の長崎バイオパークが、カピバラの飼育方法で、動物園での飼育環境を豊かにする工夫、試みを表彰する「エンリッチメント大賞」を初受賞した。

 バイオパークは、約1200平方メートルの展示場で国内最多の34頭(9月30日現在)を飼育中。池や島などを作って自然に近い状態を作る一方、寒さで池に入らないカピバラのために昨年から冬場に露天風呂を設置し、肌が荒れないよう工夫。来園者から「カピバラの聖地」と評されている。

 同賞は、NPO法人「市民ZOOネットワーク」(東京)が2002年度から実施。今回、来園者の申請で、水辺で生きるカピバラの生態に合わせた展示や繁殖が順調に進んでいる点などが評価されたという。

 伊藤雅男・副園長は受賞に対し、「聖地の名前に負けないよう努力していきたい」と話している。

(2009年10月14日 読売新聞)

銭湯:利用者減食い止め、家族連れで 足立で土、日曜に値引きキャンペーン /東京

◇小学生80円、同行の大人120円
 多くの銭湯が残る足立区で、土日曜日は小学生の入浴料が100円(正規料金180円)、同行の大人が330円(450円)、乳幼児0円(80円)に値引きされるキャンペーンが行われている。10月からは、クイズに正解した子どもに景品を贈る企画も始まった。主催した銭湯の経営者は「親子でのびのび、お湯につかりに来て」と呼びかけている。

 ピークの68年には2600軒を超えていた東京都内の銭湯は、経営難や後継者不足で約850軒に減った。下町の足立区は銭湯通いの風習が残るためか53軒が営業、露天風呂や子ども向け浴槽を備えるなど、バラエティーに富む湯が多い。東京都公衆浴場業生活衛生同業組合足立支部は、少子高齢化による利用者減を食い止めようと、家族連れの呼び込みに力を入れている。

 土日割引は東京都の助成金で実現し、来年2月末まで。小学校を通じて配られたシールを持参すれば割引となる。また銭湯や図書館で無料配布される組合の季刊誌「銭湯といえば足立」秋号に載る銭湯クイズに答えれば、抽選で20人にパズルゲームやシャンプーが当たる。応募締め切りは12月6日。

 足立区在住で「銭湯といえば足立」を編集する舟橋左斗子さんは、2人の子どもとよく銭湯を利用する。「近くの銭湯は井戸水をたいており疲れが取れる。秋は行楽の後に汗を流すのが気持ちよい」と利用を勧めている。【山本紀子】

『銭湯は寺子屋』マナー学んだり しかられたり 生き残りかける 足立区

日本の伝統文化である銭湯が次々と姿を消す中、子育ての場として銭湯を見直す動きが足立区で広がっている。区内の五十三の銭湯が連携し、小学生向けの割引キャンペーンを実施。「銭湯は寺子屋」を合言葉に、生き残りを図る。 (岡村淳司)

 風呂付き住居が一般化してから、銭湯は利用者が激減。今も都内では下町を中心に点在するが、施設が老朽化し、改修費用を工面できず廃業するケースが目立つ。都公衆浴場業生活衛生同業組合の組合員は一九六八年に約二千七百軒だったが、現在は約八百五十軒。「経営者が高齢化し後継ぎもいない。減少に歯止めがかからない」と同組合は嘆く。

 こうした現状を打破しようと、同組合足立支部は二〇〇五年から銭湯を“教育施設”とアピールする活動を開始。区から家庭教育分野の補助金を年間約三百万円受けて、啓発チラシ作成や入浴料の割引などに充てている。

 他人を気遣う心やマナーを身に付けたり、他人にしかられたりする。こうしたことが銭湯の教育的効果だと同支部は強調、世間を学ばせる場として活用してもらいたい考えだ。

 今年七月から来年二月までの土、日曜は、入浴料を小学生は百円(通常百八十円)、同伴の大人を三百三十円(同四百五十円)にするキャンペーンも実施。割引時に必要なシールを作り、計三万二千人が通う区内の全公立小学校に配布。懸賞クイズも併せて企画し、盛り上げを図る。

 親の世代に銭湯に入った経験がないため、子どもにも銭湯離れが連鎖しているという。同支部役員で西新井で銭湯を営む田中紀代和さん(63)は「高齢者向けのアイデアは出尽くした感がある。子どもを新たな客層として掘り起こし、銭湯文化を残したい」と期待。区子育て支援課の担当者は「銭湯には子どものモラルを養う効果がある。今後も協力したい」と話している。

たっぷり運動、入浴が楽しみ 登別温泉 健康づくり講座始まる

【登別温泉】温泉を活用した健康づくり講座「登別温泉フィットネスクラブ」が5日、第一滝本館を皮切りに始まった。登別市内の36人が参加。採血や筋肉の柔軟性測定などの後、約1時間運動し、汗を流した。

 地元住民の健康づくりに温泉や自然を活用してもらおうと札幌のNPO法人、健康保養ネットワーク(理事長・阿岸祐幸北大名誉教授)が主催。国の地方再生事業に認定されており、2200万円の補助金を活用した。

 各宿泊施設の宴会場を使ったエアロビクス、体操教室や周辺の遊歩道の散策など、来年3月まで20回行う。毎回、運動後には入浴してもらう。同NPOは「運動後の入浴でさらに血行が良くなる」。

 初日は、武道の動きや呼吸法を取り入れた体操を行った。腹式呼吸をしながら手を挙げたり、つま先立ちをする動きに市内若草町の無職、清瀬三十八さん(67)は「簡単そうですが、実際動くと難しい。早く入浴でさっぱりしたいですね」と話していた。(水野薫)

アトム役の上戸彩、ファンの思い胸に「一生懸命やった

女優の上戸彩(24)、俳優の役所広司(53)らが5日、都内で劇場版3DCGアニメーション「ATOM」(10日公開)のワールドプレミアに出席した。漫画家の手塚治虫さんの代表作「鉄腕アトム」が、ハリウッドの製作チームの手で“新生アトム”として復活。日本語吹き替え版のアトム役を務めた上戸は「ファンを悲しませてはいけないと、一生懸命やりました」とアフレコ時の心構えを語った。テンマ博士役の役所は「アトム世代」を自認。「お風呂に入っているときにいつもアトムのヘアスタイルをやってました」と幼少期を振り返った。アトムをモデルに開発したロボット「ASIMO」も登場し、キャストとがっちり握手。会場を和やかな雰囲気に包んだ。