ホテルで全裸の女性遺体、事件と事故で捜査

 東京・渋谷区円山町にあるホテルの一室で8日午後、40歳代くらいの女性が、風呂場で全裸で死亡しているのが見つかった。

 8日午後3時52分、ホテルの関係者から「205号室で女性が風呂で倒れている」との110番通報があった。警察が駆けつけたところ、40歳代くらいの女性が風呂場の水に全裸で浮いており、その後、死亡が確認された。

 一緒に部屋にいた男は、8日昼ごろにホテルを出たという。女性に目立った外傷はなかったということで、警視庁は事件と事故の両面で調べを進めている。

 現場は渋谷駅から約800メートル離れたホテルが立ち並ぶ地域。

[8日17時53分更新]

NNN24

ホテル壮観も温泉掘削開始 松島

1月8日11時56分配信 河北新報

 宮城県松島町磯崎の「ホテル壮観」は7日、同ホテル内で温泉の掘削を始めた。早ければ8月にも温泉の営業を始め、温泉を柱に集客力向上を目指す。

 松島では昨年、初めて加温なしで利用できる温泉掘削に2カ所で成功。ホテル4館で温泉の提供を始め、宿泊客を増やしている。

 壮観を経営するスーパー・不動産のマルエイグループ(千葉県市原市)は今後、温泉掘削を含め、約3億円を投資。海が見える露天風呂や物産コーナー、パークゴルフ場などを整備する予定。

 ホテル壮観は1983年開業。客室133で589人を収容する松島有数の大規模ホテル。マルエイは2007年1月に取得した。運営を委託していた会社の資金繰り悪化で、同11月に委託を解消。昨年2月から直営で再生に乗り出した。

 マルエイの椎奈孝社長は「温泉の効果で高齢者のリピーターを増やしたい」と語る。

 昨年12月に始めた低料金宿泊コースは好調で、峯岸輝雄総支配人は「価値あるものを納得できる価格で提供し、ホテル界の『ユニクロ』を目指したい」と話している。

<別府温泉>風呂と美容で禁煙! 女性向けツアーを実験

1月8日11時50分配信 毎日新聞

 湯煙でケムリとさよなら--。JTBヘルスツーリズム研究所(東京)は女性を対象とした1泊2日の禁煙ツアーを29、30日、大分県別府市内の温泉ホテルで実験的に開く。砂湯・蒸し湯など温泉ざんまいでリラックスし、肌にいいとされる食事を取り、美容意識から禁煙に導こうというもの。効果が実証されれば、新年度からJTBの企業向け商品として売り出す方針だ。【梅山崇】

 同研究所によると、禁煙自体を目的にしたツアーは先例があるが、温泉と禁煙を結びつけたものは初めて。社内を全面禁煙化する事業所も増えており、企業向けの商品として成立し得るとも判断したという。

 両日とも、自身も元喫煙者で「禁煙マラソン」を提唱する高橋裕子・奈良女子大大学院教授らが、肌を美しく保つコツや禁煙パッチの張り方を伝授。後は温泉に入ったり、エステを受けるなど自由に過ごす。たばこをやめられない悩みを持つ人同士で、好きに語らってもらうという。ツアー後も、禁煙マラソンのスタッフがメールなどで指導する。

 受け入れるホテルニューツルタの鶴田浩一郎社長も「温泉と健康をキーワードに、誘客の新たな武器になるのでは。お肌に良い料理でもてなしたい」と期待している。

 現地集合で参加費7980~9800円。定員は16人。申し込みは9日までに同研究所(03・5403・7836)へ。ツアーの効果を検証するため、禁煙のサポートだけを受ける人も同数募集する。禁煙パッチの購入費支給などの特典がある。

 同研究所の高橋伸佳副所長は「効果が実証できれば『男磨き』『ホノルルマラソン走破術』などのキーワードを考え、禁煙ツアーを男性にも広げたい」と話している。

雑記帳 天然温泉近くにオオハクチョウ 北海道・屈斜路湖

1月7日22時22分配信 毎日新聞

 北海道弟子屈町の屈斜路湖では、越冬のためシベリア方面から渡ってきたオオハクチョウが天然温泉のわく温かい水辺に集まり、冬の観光スポットの一つになっている。

 屈斜路湖は三十数万年前以降の度重なる巨大噴火でできたカルデラ湖で、今でもあちこちで温泉がわいている。中でも「コタン温泉」は湖畔に無料で入れる露天風呂があり、入浴客も時折見かける。

 塀がないので外から丸見えだが、お湯につかりながら、間近でくつろぐハクチョウの姿を雄大な景色とともに楽しめるのは大きな魅力。人前で裸になる勇気があるなら、あなたもいかが。【去石信一】

街道を歩く:斎王の道を巡って/5 明和地域 残る貴重な建物 /三重

1月8日13時1分配信 毎日新聞

 ◇ロマン薫る街並み、後世に
 街道沿いに住宅や商店が建ち並び、所々に江戸や明治時代からの古い建物が残る。斎宮跡(明和町)から近鉄山田線を越えた南側にあるのが伊勢街道だ。街道の活性化を目指して活動する「史跡斎宮跡・伊勢街道まちづくり会」会長の永島喬(たかし)さん(75)と街道を歩いた。
 明和町の西端に祓(はらい)川が流れている。そこから東に200メートルほど歩くと「外宮まで三里、宮川まで二里半」であることを示す石碑が残る。永島さんによると1847年に建てられた。街道を歩いて伊勢神宮参拝へ向かった江戸時代の人は、この石碑を見て「あともう少しで目的地に着く」と心が弾んだのだろうか。
 両側に田畑が広がる中を東に向けて歩き、しばらくすると集落に入る。江戸時代は街道沿いにうどん屋、銭湯、粉屋など、参拝客相手の店が建ち並んでいたというが、今ではほとんど残っていない。
 この集落で見られる建物のひさしには、「雁木(がんぎ)」と呼ばれる風よけがつく。また街道沿いの窓には格子戸が付き、さらにその下部には「馬止め」と呼ばれる柵がついている。ただ、三つすべてが残っている建物は多くなく、貴重な存在だ。
 交差点に建つ建物の屋根には「鍾馗(しょうき)」と呼ばれる小さな像が立っている。永島さんは「魔よけのために作られたと言われている」と話す。
 会は07年に約20人で設立した。東西6キロにわたる街道の観光地図を作成中で、どの建物の写真を載せるかなどを話し合っている。また街道の景観をよくするため、県と共同で街道のカラー舗装などを検討している。「良い景観を後世に残したい」という。
 今年は斎宮跡が国史跡になってから30周年。永島さんによると、30年前は地権者を中心に「土地を売りたくない」などと反対も多かった。しかし今では「観光客が来るので地域の活性化につながっている」と喜ぶ声が多いという。
 永島さんは「斎宮跡に来た人に一人でも多く街道を歩いてほしい。そのために県外の人にも分かりやすい地図(ガイドマップ)を作りたい」と話す。【山口知】=つづく
〔三重版〕

イノブタ肉のPRを強化、2月にフェア すさみ(和歌山)

1月7日17時16分配信 紀伊民報

 すさみ町の「イノブータン王国活性化委員会」(森光夫委員長)は、町の特産物にしようと取り組むイノブタ肉をPRするため、2月に「イノブタフェア」を開く。モニタリングやミートサミットなどさまざまな企画を予定。関係者は「積極的なPRでさらに盛り上げ、地域の経済効果を高めたい」と話している。
 同町はイノブタを使ったまちおこしを続けており、最近は町内産のイノブタ肉の流通量確保と販売促進に力を入れている。本年度は町や町商工会などが、多角的にイノブタをPRする委員会を発足させ、民間飼育を奨励している。
 期間中、町内の宿泊施設がイノブタ料理を盛り込んだ格安コースを提供する「イノブタ味覚まつり」をする。1泊2食付きのプラン利用者のうち、50組100人に、モニター料として、宿泊費の一部を助成する「イノブタ味覚祭りモニタリング」がある。
 また、6組に1万円相当のイノブタ肉(ロース、バラ、モモ1キロずつ)を進呈する「イノブタ肉のモニタリング」もある。モニターは調理や試食風景、料理などをデジタルカメラで写真に撮り、感想などと一緒に活性化委に送る。活性化委は参考にしたり、ホームページに掲載したりする。ブログに感想記事を書いてもらう「イノブタレトルトカレー・モニタリング」もある。
 2月10~15日は「イノブタウイーク」にし、町観光協会加盟の宿泊施設に泊まった人にイノブタカレーを配り、アンケートに答えてもらう。15日にはイノシシとブタの産地の関係者らを招き、同町のホテルヴェルベデーレで「ミートサミット」を開く。肉の味や安心・安全などについて語り合い、肉をアピールするとともに先進地の取り組みを学びたいという。同時にイノブタ料理の試食会も開き、イノブタ汁やイノブタカレー、イノブタしゃぶしゃぶを無料や安価で振る舞う。参加者は温泉に無料で入れる。
 活性化委はフェアを前に、イノブタ肉をPRするポスター(B2判)を500枚作った。昨年公募して決めたイノブタ肉の愛称「イブの恵み」を使っており、すさみ町内や町の姉妹都市、大阪府寝屋川市などで張る。のぼりやホームページもまもなく出来上がるという。

徳島温泉宿泊ネットワーク会議:「宿とくつろぎの湯」チラシ作製 /徳島

1月7日17時2分配信 毎日新聞

 ◇自慢の料理、施設紹介
 温泉や宿泊施設を運営する県内の第三セクターの連携をはかる「徳島温泉宿泊ネットワーク会議」がこのほど、09年のチラシ「四国とくしま湯悠(ゆうゆう)ガイド おもてなしの宿とくつろぎの湯」を作製した。
 同ネットに参加する温泉・宿泊7施設が、海の幸や里山の恵みで作った自慢の料理とともに施設を紹介。周辺の観光名所を盛り込んだ内容で、特産品や宿泊券などが当たるスタンプラリーも盛り込まれている。1万枚作製。各施設のほか、高速道路のサービスエリアなどでも入手可能。
 「神山温泉 ホテル四季の里&いやしの湯」(神山町神領)の支配人で同会議代表の和田隆さん(52)は「昨年10月から取り組んでいるが、参加施設をつなぐスタンプラリーにも手応えを感じている。個々の施設の魅力を今後もアピールしていきたい」と話している。【深尾昭寛】

日本酒:オリジナルの「海にふる雪」仕込む 米子・皆生温泉街で観光客に提供 /鳥取

1月7日16時1分配信 毎日新聞

 米子市の皆生温泉街で観光客に提供するオリジナル日本酒の仕込み作業が6日、同市道笑町2の益尾酒造(三宅清一社長)であった。温泉街の魅力アップにと皆生温泉旅館組合青年部(岩崎康朗部長)が企画。2月10日ごろには濁り酒「皆生温泉・海にふる雪」の銘柄で限定発売する。
 酒米は、同青年部や伯耆町福岡3区、同社が県などの支援を受けて5月に伯耆町で田植えをし、9月に収穫したもの。この日の仕込み作業には青年部員6人が参加。50%に精米した酒米「五百万石」約300キロを蒸し、冷やした後、杜氏(とうじ)の指導を受けながら酵母と水が入った発酵タンクに投入していった。室温5度前後で発酵を促すという。
 「海にふる雪」はすっきりした辛口。値段は500ミリリットル瓶が2100円。限定1000本作る。同組合加盟の旅館やホテルで提供、販売する。
 同青年部員の柴野裕美子さん(27)は「皆生温泉に来ていただければ心を込めたおいしい酒が味わえます」とPRしている。【小松原弘人】

“祭り”後元年:サミットが遺したもの/上 観光 /北海道

1月7日12時1分配信 毎日新聞

 ◇期待外れ、円高が追い打ち 地元で新しい試みも
 北海道洞爺湖サミットから半年。雪に覆われた洞爺湖温泉街(胆振管内洞爺湖町)は昨夏の喧噪(けんそう)を忘れたかのようにひっそりと静まり返っていた。
 サミットに合わせギャラリーが開設されていた建物前には「売物件」の看板が立てられ、目抜き通りにはシャッターを閉ざした店舗が並ぶ。「すっかり元に戻ったね。不景気でさらに悪くなるばかり」と土産物店の女性店員(52)。店内には「サミット開催記念商品」と書かれたTシャツやエコバッグが所在なげに陳列されていた。
 サミット開催前、温泉街は「警備が厳しい」などの風評被害に遭って観光客集めに苦心し、開催中は政府関係者や警察官が宿泊するため一般客を制限。それだけに関係者の「アフターサミット」への期待は大きかった。
 しかし、洞爺湖町によると観光客は8月以降、前年同月比5~15%減で推移している。ガソリン高騰で道内客の出足が鈍ったうえに円高の影響で韓国人観光客が半減。北海ホテルの篠原一専務は「毎年満室になる年末年始も今年は2割近く空室だった」と嘆く。
 「いかにサミットでも今の情勢にはかなわない」。サミット効果を期待していた長崎良夫・洞爺湖町長は世界経済の混乱による「逆風」をこう表現する。それでも「サミットを成功させようとこれまでにない連帯感ができた。いい形で残して伸ばせば徐々に効果は出てくるのでないか」と希望は捨てていない。
    ◇
 12月中旬、温泉街は久々ににぎわいを見せた。洞爺湖温泉飲食店組合が中心となり、宿泊代と飲食店での夕食、スナックでの2次会(飲み放題)を組み合わせた格安パック「グデングデンヘブンツアー」(6000~9500円)を5日間限定で売り出したところ、閑散期にもかかわらず200人以上が参加した。「サミットを境に街全体で何かをやろうという機運が出てきた」。秋田康夫組合長は熱っぽく語る。
 洞爺湖温泉街のホテルはこれまで、宿泊客に食事や土産の購入もホテル内でしてもらう「囲い込み」の発想が強く、飲食店との溝が広がっていた。しかし、今回は飲食店組合が旅館組合や商工会に声をかけ、初めて共同でツアーを企画。秋田組合長は「お客さんも喜んでくれて手応えはあった。ぜひ次につなげたい」という。
 ホテルグランドトーヤの来栖正光専務が9月に地域の仲間約10人とスタートさせた「洞爺エコリゾ・プロジェクト委員会」は「環境」と「健康」を組み合わせたツアー商品の開発を進める。10月に試行した「メタボリック対策モニターツアー」では地元食材を使ったヘルシーメニューや洞爺湖畔のヨガウオーキングなどを取り入れ、参加者から「減量のきっかけができた」などの声が寄せられた。
 「『サミットがありました』だけではすぐ忘れられる。『洞爺湖』が再び取り上げてもらえるような情報発信をどんどんしていきたい」と来栖専務。サミット効果はまだ数字に表れていないが、新たな芽は出始めている。
   ×  ×
 観光客増への期待と環境ブームに沸いた北海道洞爺湖サミット。半年たって迎えた新年は、あれが単なる「祭り」だったのか、北海道の未来を切り開く「糧」となったのかが試される元年といえる。サミットが遺(のこ)したものを考える。
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 ■ことば
 ◇北海道洞爺湖サミット
 08年7月7~9日、胆振管内洞爺湖町のザ・ウィンザーホテル洞爺で開かれた主要国(G8)首脳会議。アジア、アフリカなどからも14カ国の首脳が参加し、地球環境問題やテロ対策などを話し合った。日本開催は00年の九州・沖縄サミット以来で、全国から警察官約2万1000人が動員され、報道関係者も内外から約4000人が集まった。各国政府関係者らは洞爺湖温泉や登別温泉、札幌市内のホテルなどに滞在。北海道経済連合会はサミット開催に伴う経済効果を約350億円、ポスト・サミット効果は開催後5年間で284億円に上ると試算している。

[FREESPOT] 山形県の九兵衛旅館など18か所にアクセスポイントを追加

1月7日10時15分配信 RBB TODAY

 フリースポット協議会は、山形県の九兵衛旅館など18か所に設置されたアクセスポイントをあらたに追加した。

 詳細は以下のとおり。

■山形県
●九兵衛旅館 ロビー、1階食事処の一部、2階広間、客室内一部
 山形県鶴岡市湯田川乙19

■福島県
●会津若松ワシントンホテル
 福島県会津若松市白虎町201

■栃木県
●ペンションあじわい
 栃木県那須郡那須町高久甲2888-31

■長野県
●ヒュッテかもしか
 長野県北安曇郡白馬村北城4273
●シャレー志賀 ジャロン
 長野県下高井郡山ノ内町志賀高原一の瀬
●ペンション のりさんち
 長野県小諸市己104-2
●ますや旅館
 長野県下高井郡野沢温泉村豊郷9507

■新潟県
●岩室温泉 綿々亭 綿屋
 新潟県新潟市西蒲区岩室温泉581
●ペンション空飛ブウサギ
 新潟県妙高市杉野沢229-2
●歴史の生きづく高原の宿 ホテル太閤
 新潟県妙高市赤倉温泉

■石川県
●加茂整形外科医院 入院病棟、待合室
 石川県石川県小松市梯町38-1

■岐阜県
●小熊山一乗寺
 岐阜県羽島市小熊町西小熊4292

■静岡県
●LAGOON DE PAL
 静岡県静岡市清水区相生町9-25 ワタナベビル101
●シーショアーリゾート デイズ
 静岡県下田市吉佐美1903-11

■広島県
●広島空港 出発ロビー内 ビジネスラウンジ
 広島県三原市本郷町善入寺64-31

■福岡県
●ハカタリバーサイドホテル
 福岡県福岡市博多区上川端町4-213

■鹿児島県
●奄美大島ホテルリゾート コーラルパームス
 鹿児島県奄美市笠利町宇宿2520

■沖縄県
●琉球居食屋 おきなわの海
 沖縄県那覇市牧志1-2-31 おきなわ屋本店2F