泉都大祭:八湯をみこし練り歩く 100人が参加--別府 /大分

11月16日15時1分配信 毎日新聞

 大学生らが祭りを通してまちを元気づける恒例の泉都(せんと)大祭が15日、別府市で始まった。16日夕まで、みこしを先頭に別府八湯を練り歩く。
 午前9時、八幡朝見神社を出発。地元の人に指導を受けながら、白装束の若者が「泉都さぁー、八湯(やっと)さぁー」のかけ声に合わせてみこしを担ぎあげ、後ろから踊り子や太鼓が続いた。
 総勢約100人で、踊り子や太鼓には外国人留学生も参加。16日は午前9時に鉄輪温泉を出発。柴石、亀川、別府の各温泉地を経て、午後6時半に八幡朝見神社の階段を駆け上がり、フィナーレを迎える。【祝部幹雄】

イルミネーション:光に浮かぶ“世界遺産”--東武ワールドスクウェア /栃木

11月16日11時1分配信 毎日新聞

 日光市鬼怒川温泉大原のテーマパーク「東武ワールドスクウェア」で夜間、展示物がスポットライトなどで彩られるイルミネーションが行われている。来年1月4日まで。
 世界遺産などの建造物を25分の1で再現している同園では、昼間とはひと味違った夜の世界旅行を楽しんでもらおうと、昨年から始めた。街灯や車のヘッドライトやテールランプまでも演出するなど、今年はイルミネーションも5万球増やして、15万球となった。
 点灯は平日が午後4時~同7時半、土日祝日と12月20日~1月4日は同9時まで。料金など問い合わせは同園(電話0288・77・1055)【浅見茂晴】

介護、効率と魅力は両立するか 「低水準で横並び」の現実

11月17日16時39分配信 産経新聞

 □ある社会福祉事業団の取り組み

 希望を持って介護職についても、夢を失い離職する人が目立っています。最大の理由は労働条件の割に低い給与。しかし、介護現場では給与体系が横並びのことが多く、全員に満足いく給与を保障するのは難しいのが現実です。「足並みを揃えて給与を下げ、中堅層のやる気をそぐよりは…」と、人事考課と成果給を導入した施設もあります。経営の効率性と、職場の魅力は両立するのでしょうか。(清水麻子)

  「お風呂は嫌いだけど、あんたがそう言うなら入ってもいいよ」

 練馬区社会福祉事業団の特養ホームで介護職として働く近藤和人さん(33)=仮名=が日々の仕事にやりがいを感じるのは、高齢者がこんな信頼を寄せてくれる瞬間だ。「介護職になって13年目ですが、今も仕事への熱意は変わりません」と近藤さんは笑顔をみせる。

 今年4月には係長に昇格し、部下の育成も任されるようになった。先日は若い女性職員が高齢者との関係に悩み、転職を考えているのを知ってアドバイスした。彼女が壁を乗り越え、再び仕事への希望を取り戻したときには、大きなやりがいを感じたという。

 労働条件や給与も悪くないと思う。勤務は不規則だが、夜勤は月に3、4回ほどで済むし、休みも月に10日取れる。月給は来年4月には5万円以上アップして32万円程度になる予定だ。「ようやく努力が実ったという感じです。これで住宅ローンを払いながら、子供2人の教育費もためられます」と近藤さんはうれしそうだ。

                   ◇

 ■なじみ薄い成果給

 近藤さんの給与は30代前半の常勤施設職員としては多い方だ。背景には、同事業団が導入した人事考課と成果給がある。

 同事業団では、約280人の職員を「主任」「係長」など、7ランクに分類。職員はランク別に「個々の利用者に応じたケア」「後輩の育成」などの目標を立てる。8カ月後の目標達成度によってランクは変動し、賞与と給与が増減する仕組みだ。同じ入職10年程度の職員でも、給与には月10万円弱の差が出る。経験年数は15年までしか反映されないが、昇格試験に合格すればランクは上がる。

 人事考課や成果給は民間企業ではめずらしくないが、福祉現場にはなじみが薄い。平成19年の全国社会福祉施設経営者協議会の調査では、人事考課がある法人は4割に満たない。

 同事業団が段階的に導入した背景には、区の補助金カットなどで、平成15年から収入が約4億円目減りしたことがあったという。

 最大の支出項目は人件費。給与はもともと公務員並みで年功序列。勤続年数の長い人が多く、補助金がカットされては、この先、膨らむ給与に対応できそうになかった。

 しかし、給与を下げるだけでは職員もやる気を失うし、基幹職員を引き留められない。同事業団はまず、役員を含む全職員の給与を1割カットし、その年から3年間で約1億8000万円の人件費を削減。21年度からは人件費の4割弱にあたる約8億6000万円分を傾斜配分し、リーダー職員やリーダー候補の給与を引き上げることにした。

 同事業団の野田宣博・常務理事は「長く勤めてはいるものの、試験を受けてランクアップを目指さない職員の中には年収が下がる人もいた。申し訳ないとは思う」と、良い面ばかりではないことを認める。現在、職員に人事考課や成果給についてアンケートをしており、結果によっては今後に反映させる予定だ。「限られた収入で組織を動かす人の給与を保障すれば、職場全体のモチベーションも底上げされると判断した。職場には活気が出ており、よかったと感じている」と話している。

                   ◇

 ■高い離職率は待遇の不満

 特養で働く職員は能力や仕事ぶりが認められても、評価手段がなく、努力が必ずしも待遇に反映されないのが実情だ。

 平成19年度の介護労働安定センターの「介護労働実態調査」によると、介護職員らの給与や労働時間への不満は高い。施設職員の離職率は、非正規職員を含め25%と全産業(16%)と比べ高く、特に勤続1年未満の離職は4割超にも達している。

 政府・与党は先月、介護報酬を来年度から全体で3%引き上げ、介護職の賃金を底上げする方針を打ち出した。しかし、特養などの施設系サービスで大幅増は難しいと見られ、経営改善が求められそうだ。

 人事考課や成果給の導入は限られた収入で職員の仕事ぶりを評価し、離職を防ぐ一つの手段とされるが、一方で慎重な意見も目立つ。東北学院大学の岡田耕一郎教授は「同期で給与に明確な差が生じると、職員間に不協和音が生じる。給与が下がった職員が問題を起こしたり、辞職することもある。人材不足の中で、職員が辞めるのは逆に痛手になる」とし、「人事考課や成果給よりも、手をかけすぎている部分があれば平均程度までサービスの量や質を落とし、浮いた時間を職員の有給休暇にした方が、よっぽど職員の離職を防げる」と指摘する。

 社会保障審議会介護報酬分科会の委員で、慶応大学大学院の田中滋教授も「職員の離職を防ぐには、成果給よりキャリアパスの明示と、多彩な教育研修の機会の提供が有効。職員の士気を計画的訓練や配置を通じて昇進に反映させていけば、そうして育ったリーダーをキャリアモデルに頑張ろうとする若い職員も出てくるはずだ」と話す。

 田中教授は「どんな手法を導入するかは法人の考え方次第だが、介護報酬とそれ以外のさまざまな収入を組み合わせて原資を求め、職員のモチベーションを上げる工夫を行うべきだ」と指摘している。

<プレスリリース>小林製薬、入浴剤「命寿の湯」を通販限定発売

<プレスリリース>小林製薬、入浴剤「命寿の湯」を通販限定発売
11月17日16時37分配信 毎日新聞

 小林製薬(本社:大阪市、社長:小林 豊)では、『命寿の湯(めいじゅのゆ)』〈メーカー希望小売価格10包入・3,000円(税込3,150円)〉を11月14日(金)から、通信販売限定で新発売いたします。

◎命寿の湯(めいじゅのゆ)

<11種類の生薬がまるごと入った、手もみタイプの薬用入浴剤>

 「命寿の湯(めいじゅのゆ)」は、11種類の生薬がまるごと入った薬用入浴剤です。手もみタイプなので、11種類の生薬が入った白い袋(不織布)を破かずそのままお湯に入れ、もめばもむほど生薬の薬液がたっぷりと出てくるのを実感していただけます。また生薬の有効成分とお湯の温浴効果で、寒い冬も体の芯から温まります。

 本製品は、疲れ、腰痛、リウマチ、神経痛、肩こり、冷え症が気になる方におすすめです。

◎『命寿の湯(めいじゅのゆ)』製品概要

▼製品名

 『命寿の湯(めいじゅのゆ)』

▼カテゴリー

 入浴剤(医薬部外品)

▼価格

 10包入/3,000円(税込3,150円)

▼内容量

 40g(1包あたり)×10包

▼効能・効果

 疲労回復、腰痛、リュウマチ、神経痛、肩のこり、うちみ、冷え症、あせも、荒れ性、にきび、しもやけ、ひび、あかぎれ、痔

▼有効成分

 ケイヒ、コウカ、ショウキョウ、センキュウ、ソウジュツ、チンピ、トウガラシ、トウキ、ガイヨウ、カミツレ、ダイウイキョウ

▼形状

 不織布(アルミ袋から取り出した白い袋)に生薬が入っています。

▼用法および用量

 浴槽中の湯の量、約180Lにつき本製品1包(40g)を入れてご使用ください。

※アルミ袋から取り出した白い袋は、破かずそのままお湯に入れてください。

▼使用上の注意

▽衣類に色が移ることがありますので、残り湯で洗濯をしないでください。

▽本製品が入ったお湯は中性ですので、浴槽、風呂釜を傷めません。(イオウは入っていません。)

▽大理石、人工大理石、木製の浴槽には使用しないでください。

▽全自動給湯器・24時間風呂の場合、機種によっては使用できない場合がありますので、お使いの機種の説明書きをご確認の上、ご使用ください。

▽使用中や使用後、皮ふに発疹・発赤、かゆみ、刺激感などの異常が現れた場合、すぐに使用を中止し、医師にご相談ください。

※販売名:イトーの浴剤

■問い合わせ先■小林製薬

※発表日 2008年11月14日

以 上

高温の温泉風呂に転倒、やけど ボイラー故障で上昇か

11月17日8時3分配信 産経新聞

 16日午前3時ごろ、伊豆の国市古奈の旅館「さかなや別館・本陣」の浴場で、入浴しようとした同市中の飲食業の女性(55)が、熱湯のはられた湯船に転倒し全身やけどの重傷を負った。水温は約49度の高温だったという。

 大仁署の調べでは、女性は湯船に脚を入れたところでバランスを崩し、熱湯がはられた湯船に倒れ込んだとみられる。浴場は営業時間外だったが、女性は同旅館と顔なじみで、知人の男女5人と入浴に来ていた。

 同旅館の温泉は通常40度前後に調節されていたことから、同署はボイラーに故障がなかったかなど原因を調べている。

高齢者宅巡回し排水管無償修理 秋田管工事業協組

11月17日6時12分配信 河北新報

 秋田管工事業協同組合(秋田市)が先日、秋田市内の福祉施設や一人暮らしの高齢者宅など計9軒で、トイレや洗面台の水漏れなどを無償で修理した。

 水道工事、空調整備の仕事をする組合員約40人が参加。三グループに分かれ、各家庭で蛇口や配水管を交換したり、風呂場の水道を整備したりした。秋田市浜田の知的障害者通所施設「つどいの家」では、水漏れしていた洗面所2カ所の排水管を手際よく直した。

 組合は1992年、「仕事をしている地域社会への恩返し」として活動を始めた。今回は14回目で、実施軒数は延べ305軒に達した。

交差点:スキー場で救助訓練--二本松 /福島

11月15日13時2分配信 毎日新聞

 スキーシーズンを前に、二本松市奥岳温泉の「あだたら高原スキー場」で14日、ゴンドラリフトから乗客を救助する訓練が開かれた=写真<右>。特別救助隊員がロープでゴンドラに登り乗客を救出し、防災ヘリで重傷者を搬送した。
 東北索道協会福島地区部会が主催し、県内のスキー場スタッフや消防署員ら約70人が参加。地震で送電が停止し、ゴンドラリフトが高さ約13メートル地点で止まったと想定した。
 安達地方広域行政組合の渡辺純一さん(40)は「高所なので『安心してください』と呼びかけ、恐怖心を与えないように気をつけた」。スキー場「アルツ磐梯」の佐藤吏さん(26)は「スタッフがリフトの乗客を救助することもある。いざという時に備えたい」と気を引き締めていた。【蓬田正志】

伊香保温泉:香りを土産に! オリジナルお香で文香、組合婦人部が発売 /群馬

11月15日13時1分配信 毎日新聞

 ◇温泉旅館協同組合婦人部が発売
 伊香保のお土産に「香り」はいかが――。伊香保温泉旅館協同組合婦人部「お香女(かめ)会」(関口明子部長)が、オリジナルのお香を使用した文香(ふみこう)=写真=を発売した。お香女会は「手紙や財布に忍ばせて、伊香保の香りを楽しんでほしい」と話している。
 文香には99年に発売した、白檀(びゃくだん)の香りが楽しめる「いかほ香」を使用。紙は県産のスギやヒノキなどの間伐材を用いており、環境にも配慮した商品になっている。
 同組合加盟旅館やお土産店で販売している。3枚入り500円、1枚入りは300円。問い合わせは同組合(0279・72・3201)へ。【伊澤拓也】

干し柿作り:紅柿のつるし柿130連、飾られる--かみのやま温泉駅 /山形

11月15日13時1分配信 毎日新聞

 干し柿作りが盛りを迎える中、13日、上山市特産の紅柿のつるし柿約130連がJRかみのやま温泉駅に飾られた。紅柿は上山でしか栽培されず、干し柿は上品な和菓子のような甘さがあるという。
 生産者ら十数人が脚立を使い、上り下りの両ホームに、それぞれ20個のむき柿が付いた連を次々つるした。市観光協会などが市内の生産者の協力を得て、上山温泉と特産の干し柿をPRしようと企画し2回目。来月中旬までつるされる。協会の藤田敏男事務局長は「地産地消が広がる中、上山温泉を訪れた人に上山の特産品を知って、食べてもらいたい」と話した。【佐藤薫】

遍路ツアーにオランダ人29人が愛媛県入り

11月15日8時6分配信 産経新聞

 世界遺産登録に向けて「四国のお遍路文化」を世界に発信しているJTBグループは、遍路ツアーを組み込んだ第1弾の海外旅行団を受け入れた。ツアーはオランダの日系の旅行会社が企画し、オランダ人29人が参加。すでに一行は四国で巡拝を始めており14日、愛媛県入りした。

 オランダ在住の禅の研究者、リンツ・リツケス氏が遍路ツアーを監修し、同氏の門下生たちが参加。今月7日に関空経由で来日し、徳島県の第1番札所「霊山寺」をスタート。18日まで貸し切りバスと徒歩で、合わせて29の札所を巡礼する。

 すげがさに白装束で巡礼しているオランダ人遍路の一行は14日、愛媛県久万高原町の第44番札所の「大宝寺」に到着。紅葉真っ盛りの境内で、リズミカルな般若心経を力強くとなえた。

 リツケス氏は「仲間たちと日本の仏教文化に直接触れることができ、とても幸せです」。案内役で高松市の大先達、米谷文夫さん(67)は「(外国人ながら)般若心経を暗唱している人も多く、立ち振る舞いも立派。はしの使い方も上手です」とほほ笑んでいた。

 続いて徒歩で第45番札所「岩屋寺」(同町)を参拝。このあと松山市の道後温泉のホテルに宿泊した。15日は同市の第46番札所「浄瑠璃寺」から51番札所「石手寺」まで約12キロを歩く。

 初めて遍路ツアーを受注したJTBグループの訪日外国人旅行を手がける「JTBグローバルマーケティング&トラベル」(東京)は「昨年の下見からほぼ1年で今回のツアー催行にこぎつけた。引き続き世界の方々をお招きするよう努めたい」としている。