仙人風呂カルタ大会・参加申し込み始まる 川湯温泉

11月27日8時3分配信 産経新聞

 「一度に千人入れる広さ」として知られる田辺市本宮町の川湯温泉・仙人風呂で、来年1月に行われる「新春かるた大会」の参加者募集が始まった。熊野本宮観光協会が主催する。

 仙人風呂は大塔川の一部をせき止め、深さ約60センチの湯船を掘って作る。毎年、秋から冬の期間限定で設置され、約750平方メートルと一般的な50メートルプールほどの広さがある。

 大会は湯船に杉板製のカルタを浮かべ、水着姿の参加者が4人1組となって取り札の数を競う。毎回、仮装も認められ、弁慶やテレビの人気キャラクターにふんした若者が参加して大会を盛り上げる。入賞者には川湯温泉の宿泊券や熊野牛などの賞品を用意している。

 大会は1月18日正午から。参加資格は小学生以上で、4人1組で申し込む。25組限定で定員になり次第締め切る。

 同協会では平安装束で大会の進行役を務めるボランティア約20人も募集している。いずれも申し込み、問い合わせは同協会((電)0735・42・0735)へ。

理想の家 第1位は「都心まで30分の2階建て一軒家」 200年住宅研究所

11月26日18時26分配信 住宅新報

 200年住宅研究所(VERITAが運営するウェブサイト、本社:東京都中央区)は、「住宅に関する意識調査」を行った。

 それによると、家を買いたい平均年齢は、43.1歳で、家の購入は、「10年後までに」を回答した人が50%にものぼった。中でも、理想の家は「都心まで30分の2階建て一軒家」が回答の40%を占め、第1位という結果となった。

 また、家選びのポイント第1位は「間取り」、続いて第2位は「街の環境」、第3位は「駅からの距離」。今の家で不満な所、第1位は「キッチン」、第2位は「お風呂」、第3位は「広さ」の順となっている。

 調査対象は、全国の10代~70代までのサイト利用者1,066人。平均年齢37.0歳。調査期間は、08年8月28日から9月30日の約34日間。

あさぐる:八戸の朝市と朝風呂ツアーを体験 特産品味わい、住民と触れ合い /青森

11月27日12時1分配信 毎日新聞

 ◇今あるものを活用、大きな観光資源に
 「いいふろ(1126)」の日にちなみ、八戸観光コンベンション協会と八戸広域観光推進協議会は26日、今月11日に始めた八戸市の朝市と朝風呂をめぐるツアー「あさぐる」の無料体験会を開き、記者も参加した。八戸の日常を切り取っただけの何気ないツアーだが、地元の新鮮な食をふんだんに味わい、住民の飾らない人柄に触れることができた。地域で当たり前に営まれる生活が、観光客にとっては大きな魅力になると実感した。【喜浦遊】
 ◇魅力をアピールしよう
 参加したのは、同市鮫町の陸奥湊駅前朝市と銭湯「双葉湯」を回るコース。午前5時50分、市内のホテルに参加者4人が集合。タクシーに乗り、まずは朝市へ。陸奥湊駅前の市営魚菜小売市場は、約960平方メートルのフロアに魚屋や総菜屋など約50店がひしめき、テーブルもあってここで朝食を取った。
 一杯100円のご飯とみそ汁を買って市場を物色。同行した市観光課職員らから「食材を分け合った方がいい」との助言があり、4人の食卓にはその日揚がったヒラメとマグロの刺し身、筋子、サラダや煮物などが並んだ。食材はいずれも安く、ヒラメの刺し身は十数切れ入って200円。食事中、別のテーブルからタラコと鶏の空揚げの差し入れも入り、とても食べきれず、残りはパックしてもらい、持ち帰った。
 次は朝風呂。時間に合わせて待っていたタクシーで双葉湯へ移動した。漁師町の名残で朝風呂の風習が残るといわれる八戸市。脱衣所には風呂敷に包まれた常連客の入浴道具がずらりと並んでいた。
 「他に誰もいなくてさみしかったすけ、早く上がってきた」と体をふきながらおばあちゃんが話しかけてきた。湯はちょっと熱めで早々に切り上げたが、地域に住む人の暮らしに少しでも触れられたことが楽しかった。旅先で心に残るのは、こういう地元の人とのちょっとした触れ合いだと思った。
 午前8時過ぎ、タクシーでホテルに戻って解散した。八戸市で生まれ育った参加者の坂本長松さん(74)は「朝市も朝風呂も初めてでしたが、みんな親切で最高でした」と話していた。このツアーは本来、旅行者を対象にしたものだが、観光推進協議会の木村聡・観光コーディネーターは「地元の人がいいと思わないものを外の人に勧められない。地元の人が朝市や朝風呂の魅力を再認識してアピールしてほしい」と話していた。
 「あさぐる」は市内のホテル宿泊者が対象で、▽朝市二つを回る(600円)▽朝市と銭湯を回る(1000円)▽銭湯2件をはしごする(1400円)など――4コース。問い合わせは八戸観光コンベンション協会(0178・41・1661)か八戸広域観光推進協議会(0178・27・8260)へ。

着色剤製造会社敷地から基準25倍のダイオキシン 

11月27日8時1分配信 産経新聞

 着色剤製造会社「大日精化工業」(中央区日本橋)は26日、同社の東京製造事業所(足立区)の敷地約3300平方メートルの地下水39地点を調査したところ、8地点から環境基準を超える有害物質「ダイオキシン」が検出されたと発表した。このうち1地点からは同環境基準の25倍のダイオキシンが検出された。敷地周辺には、現在も銭湯の水などに使う井戸が18本あるが、現時点では健康被害は報告されていないという。

「忍者の里」甲賀を盛り上げへ 29日からスタンプラリー

11月26日10時59分配信 京都新聞

 「忍者の里にきとくれ(来て)」と、滋賀県甲賀市の甲南町商工会が29日から、スタンプラリーを初めて実施する。観光名所だけでなく、町内の大半の飲食店や小売店など65カ所にスタンプを置き、町を挙げて盛り上げる。
 甲賀流忍術発祥の地とされる甲南町には忍術屋敷や、甲賀武士の信仰を集めた矢川神社などの名所が残る。スタンプは商工会の新キャラクター「にんじゃえもん」をあしらい、5つ集めて町の感想を添えて応募してもらい、抽選で温泉旅館の宿泊券や特産品などが当たる。
 12月7日までで、スタンプ設置場所には案内パンフレットを用意する。期間中は手裏剣投げ体験や冬の花火(12月6日)なども計画しており、同商工会は「観光だけでなく、地元商店での買い物利用にもつながれば」と期待する。同商工会TEL0748(86)2016。

[FREESPOT] 福島県のホテルミドリなど4か所にアクセスポイントを追加

11月26日9時52分配信 RBB TODAY

 フリースポット協議会は、福島県のホテルミドリなど4か所に設置されたアクセスポイントをあらたに追加した。

 詳細は以下のとおり。

■福島県
●ホテルミドリ
 福島県いわき市植田町中央1-6-9

■新潟県
●小さなお宿 小松屋
 新潟県新潟市西蒲区岩室温泉681

■愛知県
●BRITISH CAFE & PUB OXO 名駅笹島店
 愛知県名古屋市中村区名駅4-26-10 名駅ファーストビル1F

■岡山県
●Bali Style Hotel&Restaurant 我無らん
 岡山県真庭市湯原温泉114

道後名物のガラス館、会社更生法を申請

11月26日8時6分配信 産経新聞

 松山市の道後温泉街に平成17年にオープンしたが経営破綻(はたん)により会社更生法の適用を申請していた「道後ぎやまんの庭」は25日、松山地裁から会社更生手続きの開始決定を受けた。負債額は約12億円で、保全管理人には高橋直人弁護士が選任された。営業は26日以降も通常通り続ける。

 道後ぎやまんの庭は、江戸時代や明治・大正時代の和ガラス製品の展示や、創作ガラスの製品などを展示・販売。敷地内には庭園やカフェ・レストランも備え、道後温泉街の新たな観光名所として観光客やカップルでにぎわっていた。

【特報 追う】不況風に挑むタウン誌

11月26日8時6分配信 産経新聞

 ■クーポン券やネット連携…価値ある情報へ多様化

 出版不況が厳しさを増している。今年に入り、「論座」(朝日新聞社)や「月刊現代」(講談社)、「読売ウイークリー」(読売新聞社)、「マミイ」(小学館)などの著名誌が相次いで休刊を発表した。出版界をめぐる状況は、地域に密着した情報を発信してきたタウン誌にも当てはまる。厳しい時代を迎え、生き残り策を模索する東北のタウン誌の現状を探った。(小野田雄一)

 全国的な知名度を持つ雑誌が相次いで休刊を発表したことについて、東北地方でタウン誌を発行している出版社のある幹部は「出版不況はどこまで行くのか暗い気持ちになる」とため息混じりに話した。

 東北は、全国でもタウン誌の発行が盛んな地域だ。6県すべてにタウン誌を発行する出版社があり、福島県内では全国的にも珍しく3誌が発行されている。

 “全国誌”とタウン誌の読者層は単純には重ならない。しかし各タウン誌が加盟し、情報の共有を推進している「タウン情報全国ネットワーク」(TJN、東京都)の小池伸昌事務局長は「地域的な差はあるが、出版不況の波は(首都圏だけでなく)地方にも波及してきている」という。実際、TJNの加盟誌は平成11年に過去最大の33誌になったが、休刊などで現在は31誌に減っている。

 出版不況の原因は複合的だ。少子化による読者減▽インターネットの普及による情報の多様化・無料化▽紙やインクなど材料費の値上がり▽広告収入の減少-などが指摘されている。

 小池事務局長は「雑誌を支える若い女性層が携帯電話にお金を掛けるようになり、雑誌を購入する余裕がなくなっている。また企業広告も、誌面広告より効率が良いネット広告にシフトしてきている」と分析する。

 だが、こうした厳しい現状に対し、東北の各出版社はただ手をこまねいているわけではない。

 「シティ情報ふくしま」では、今年11月号に同誌としては初めて、販売エリア内17の温泉施設を100円で利用できるクーポン券をつけた。インターネットではまねするのが難しいこうした特典を付加することで、読者を獲得するのが狙いだ。同誌編集部によると「評判は上々」だという。

 宮城県で「S-style」などを発行している「プレスアート」(仙台市)では今年10月から、新たに口コミ情報を重視したポータルサイトを立ち上げ、雑誌だけに頼らない経営スタイルを模索している。またラジオ局と連携し、1つの情報を誌上だけでなく電波でも発信することで、相乗効果を狙っている。

 さらに同社は近年、本業の雑誌部門でも、従来の若者向け雑誌だけではなく生活に余裕のある大人や、子育て中の親をターゲットにした雑誌を創刊するなど「攻め」の姿勢を打ち出している。川元茂取締役は「メディアの多様化が進む中、これまでと同じターゲットを狙っていただけでは先細りになる。ターゲットの明確化が必要だ。さらにインターネットなどの他メディアを活用することで、情報伝達を活性化することができれば」と話す。

 川元取締役は、今後のタウン誌のあり方について「地域情報の提供は、必ず必要とされているビジネスコンテンツ。情報を素早く、かつ無料で得られるインターネットは確かに脅威だが、うまく連携すれば共存はできるはず」と期待を込める。

 TJNの小池事務局長も「タウン誌の最大の強みは『地元での信用』と『取材力』。今後、誌面に加え、パソコンや携帯など情報配信の方法は多様化するだろうが、お金を払ってでも読者が必要だと思うような本物の情報を取り扱うことで、ほかのメディアとは異なる付加価値を作り出せる」と話す。

 出版不況をめぐるタウン誌の奮闘ぶりを取材し、改めて「読者にとって価値のある、本物の情報」の重みを実感した。

                   ◇

【用語解説】タウン誌

 全国的に販売されている雑誌とは異なり、1都市あるいは1地域に密着した情報を提供する雑誌。基本的に有料で、価格は200~300円代。20代~30代の若者を主な読者層としており、飲食店やデートスポット、イベント情報などを中心に掲載している。

 東北は発行が盛んな地域で、タウン情報全国ネットワークによると、「ふぃ~らあ」(青森・3万5000部)▽「アキュート」(岩手・3万部)▽「S-style」(宮城・8万部)▽「あきたタウン情報」(秋田・2万5000部)▽「Zero23」(山形・1万4000部)▽「シティ情報ふくしま」(福島・3万5000部)などがある。

野口悦男氏死去(温泉ジャーナリスト)

11月25日21時28分配信 時事通信

 野口 悦男氏(のぐち・えつお=温泉ジャーナリスト)23日午後4時43分、胸部大動脈乖離(かいり)破裂のため神奈川県相模原市内の病院で死去、60歳。埼玉県出身。葬儀は30日午前10時30分から東京都町田市小山ケ丘3の22の8のアシスト多摩境で。喪主は妻ゆう子さん。
 全国の温泉を巡り、「源泉かけ流し」などの用語を作った。著書に「源泉の宿」シリーズなど。 

野沢温泉中学校で野沢菜漬け~千葉県の中学生をもてなそう~

来年村にやってくる千葉県の中学生をもてなそうと、下高井郡野沢温泉村の生徒たちが野沢菜を漬けました。

野沢温泉中学校の1年生51人はうっすらと雪が積もった野沢菜畑に向かい、今年9月に種をまいて育ててきた野沢菜を収穫しました。

野沢菜漬けの本場=野沢温泉村でも初めて収穫する生徒も多く、慣れない手つきで株を切り落としていました。

生徒たちは来年1月に村を訪れる千葉県の御宿中学校の生徒たちに手作りの漬物を食べてもらおうと野沢菜漬けに挑戦しました。

野沢温泉中学は32年にわたって御宿中学校と「海と山の子交流」を続けていて、生徒たちはお手製の野沢菜漬けで“海の子たちをもてなすことにしています。

[25日19時51分更新]

SBC